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香澄の強引さ――アニメ「BanG Dream!(バンドリ!)」#3逃げちゃった!【アニメ感想】

BanG Dream!

引き続き、アニメ「BanG Dream!(バンドリ!)」の感想です。
なお私はBanG Dream!(バンドリ!)関連のゲームもしたことがなく、キャラクターを知らない状態での初視聴となります。

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なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

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感想

りみ回、そしてかなり強引とはいえ香澄たちが初めてステージで歌った回でもありました。

前半は、香澄りみをしつこく誘ったりギターを没収されたりしていましたが、むしろ有咲の言った「うぜぇ」に共感してしまうような印象でした。
りみが本音は誘われて嬉しかったと言っていましたが、場合によっては香澄の強引さやしつこさに嫌気がさす可能性も十分あったと思います。
結果オーライとはいえ、香澄にはもっと相手の話を聞いて欲しいところです。

りみ香澄に、自分は人前に出ると緊張して頭が真っ白になり足を引っ張ってしまうという話をしましたが、香澄がそれであっさり引いたのはちょっと意外でした。
てっきり「じゃあ克服しよう」という流れになるのかと。
嫌われていたわけじゃない、むしろ嬉しかった、誰かに禁止されているわけでもない、問題は自分自身の内面のみ、という状況ですから、それならどうやって問題を解決していくかという話になりそうに思いますが、とはいえ香澄自身もステージ経験があるわけでもなく、適切なアドバイスも出来ないだろうから一旦引いたという感じでしょうか。

とはいえ、最終的には友達を助けるためりみが自分からステージに上がっていった、という流れは綺麗で良かったと思います。
まあ、ステージに立つまでのハードルが高いわけですが、実際に立ってしまえば何とかなるケースも多いわけですし。

もっとも、香澄たちがステージに立つ流れはかなり強引だったことは否定できないと思います。

そもそもライブハウスオーナーの、ステージに穴をあけたら二度と出さないという言葉はどうかと思います。
今回は天候の影響という不可抗力ですし、リハーサルはしなくて良かったのか、二度と出さないと当事者以外に宣言したところで意味あるのか、不可抗力による欠場を理由として人気バンドを今後出さない判断は経営的にどうなのか、お客様を待たせるのがNGで最後のバンドを待たずにステージを終わらせるのがOKなのか、出演バンドが間に合わず欠場でも何のアナウンスもせずに客を放置するのか、など色々疑問は出てくるところです。
とはいえ、香澄が歌うのを黙認したのは、熱い気持ちを尊重したということでしょう。他のバンドのMC延長や曲を認めずに飛び入りの香澄の歌を認める判断にも疑問が残るところではありますが。

ただ、そういった強引さがあるからこそ、インパクトある展開として心に残っていく、というのはあると思います。
「Glitter*Green」のメンバーが間に合って暗黙の了解のように「きらきら星」を演奏して3人と一緒にステージをする流れにはうるっとくるものがありました。

まあ、他のバンドメンバーも3人を手伝おうと思ったりしなかったのかな、とはちょっと思いましたが、出演させてもらっている以上オーナーに逆らうことは出来なかったのでしょう。自由の身である香澄たちだからこそできたことなのかもしれません。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

香澄ちゃん、なんで「きらきら星」の歌にしたのかな?

香澄さんは星が大好きですので、真っ先に思いついたのがこの曲だったのでしょうね。

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