世界遺産検定1級――自身の勉強の転換点となった検定【チャレンジした資格検定を振り返る】

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今日は世界遺産検定の話です。

世界遺産検定公式HP
「入試」「就職活動」「仕事」に役立つ、旅行が楽しくなる。文部科学省後援、世界遺産に関する知識が身につく資格「世界遺産検定」の公式ホームページです。試験日程の確認、検定のお申込、試験結果の確認が行えます。

その名の通り「世界遺産」に関わる問題が出題されます。

学校教科としては地理、歴史の要素が最も強いですが、世界遺産の内容によっては生物、地学の要素もありますし、ユネスコの理解も重要なことを考えると、公民のような内容も含まれます。

世界遺産検定には4級から1級、そして1級の上にマイスターがあります。

現在はCBTでの受検も可能なようですが、私が受けた2018年当時は会場実施のみでした。

2018年7月に4級と3級、その年の9月に2級、さらに12月に1級に合格することができました。

あれ? 合格証じゃなくてカードなんだー!

合格証は公式サイトからダウンロードする必要がありますからね。カードでも合格の証明にはなりますし、よろしいんじゃないでしょうか。

1級のカードが2種類あるね!

左上の水色の物が通常のカードですね。真ん中の銀色のカードは、1級合格者だけが受けられる「リスタ」という試験に合格した証のようですね。

世界遺産検定1級を受けるまで

2017年に久々の検定試験への想いが再燃して、化学検定を受け、その勢いに乗って物理検定も受けました。

それまで私が取得した主な検定は、漢字を除くと、数検、情報系、簿記、理科検定と、理系科目に偏っている雰囲気がありました。
ですが、やはり文系科目も受けてみたい気持ちはありました。
歴史は苦手としていましたが、地理はそれほど苦手ではなかったので「旅行地理検定」を考えていました。

そんな中、書店でたまたま見つけたのが「世界遺産検定」の2級のテキストでした。


あの時の偶然の出会いが私のその後の方向を変えたと言っていいでしょう。

当時、世界遺産と言われてもほとんど知りませんでした。
日本に世界遺産が何個くらいあるのかすら知りませんでしたが、ペラペラとめくってみると、地理や歴史の勉強にもなりそうなのでさっそくテキストを購入しました。
始まりはそんな感じでした。

当時の私は、文系の検定については初心者(漢検は毛色が違うので除外しています)。
なので、おそるおそるといった感じで、7月に4級から受けることにしました。
もっとも、勉強を進めていくうちに、4級は割と簡単に受かりそうだと気づき、4・3級のダブル受検にしました。

徐々に2級も視界に入り、「勉強すれば9月に2級も行けるかもしれない。1級はさすがに難しいから来年」と考るようになりました。

まあ今思えば最初から2級に挑戦しても十分勝負になったと思いますが、当時は「文系の壁」が非常に大きい物だと思っていたので手探り状態でした。

2級の合格に自信が持ててきた頃、「いずれ買うんだし」と、1級のテキストを手に入れました。

思いがけず2級までスムーズに来てしまったのと、「3回の試験で4級から1級まで制覇した人ってそう多くは無いのでは?」という下心もあり、その年の12月に1級をチャレンジすることに決めました。

世界遺産検定1級に受かるには

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私よりも半年早く受かった方による記事です。世界遺産検定1級取得の先輩です。

私が1級を目指すと決めた時、運よくこの記事に出会うことが出来ました。
何度も熟読し、1級の怖さを理解することができました。

「ノートにまとめてはいけない」「大切なのはテキストの読み込み」など、非常に頷けることが多いです。

そして、翌年に行政書士試験に受かったのも、この時に身につけたノウハウが生きたことは疑いありません。

ある意味、現在の私の資格・検定にとって、非常に重要な分岐点となった記事といっても過言ではないでしょう。

このかたは1週間の頑張りで合格ラインに乗せたそうですが、私はそこまで急ピッチで仕上げる自信はなかったので、数ヶ月かけました。

テキストの読み込み

世界遺産検定1級は、テキストのあらゆる部分から出題される可能性があるため、テキストの読み込みが非常に大切です。

とはいえ、あの厚い2冊のテキストの全ページを、1ページ目から最終ページまで読み込むのは非常に大変です。

「基礎知識」「日本の遺産」の分野は確かに、テキストのどこからでも出る可能性があります。
けれども「世界の遺産」の分野は、テキストの「赤字」や「太字」から出題されることが多いです。

1級は過去問と同じ問題があまり出題されないと言われていますが、出題傾向くらいは過去問を見て確認したほうが良いと思います。

過去問の選択肢を見ると、「答えの選択肢が赤字でなくても、ダミー選択肢が全て他の遺産の赤字だった」という問題も結構あります。

まあ、世界遺産検定のシステムから、受検者のうち20%は合格にする必要があるのだから、難問ばかり出すわけにはいかず、「勉強してる人なら取れる」という問題もそこそこ出題する必要があるという問題作成側の事情も、容易に想像できます。

「世界の遺産」の中で、純粋に「赤字」「太字」以外の部分を知らなくては解けない難問は、おそらく数問程度です。

なので、「世界の遺産」については「赤字」「太字」のみと割り切るのが良いと思います。

  • 「基礎知識」「日本の遺産」はすべての文章の読み込み
  • 「世界の遺産」は赤字太字のみ頭に入れる

この方針で効率よく内容を頭に入れましょう。

また、1級といえども記述式ではなく選択式です。

選択肢が与えられて、選べれば良いわけです。

一つ一つを正確に覚えるよりも、より多くの知識を頭に入れることが重要になってきます。
(この点、「10の曖昧な知識よりも1の正確な知識」が重要となる行政書士などの試験とは異なってきます)

暗記の工夫

当時の私の勉強スタイルは、京町セイカ(ボイスロイド)の助けを借りていました。

「世界遺産名、国名」などの一覧表を作って、セイカさんに話してもらったものを録音して、それをスマホで繰り返し聞いたりしました。
それを聞くたびに、ああこんな遺産もあったな、と思い出せます。
「思い出し回数」は暗記にとって重要です。

また、テキストには、世界遺産名やキーワードから思いついた語呂合わせがあればそれをメモして、見るたびに思い出すようにしていました。


語呂合わせの例:

  • オロモウツ(おらも打つ) → ヴァーツラフレンダー(バーッと連打)
  • サンジミジャーノ → サンタ・マリア・アッスンタ(「マリア、あんた、地味じゃん」)
  • パジャマを着たフリーザ → (フレーザー島・バジャラ)

もちろん語呂合わせなどうまく出来ない物が大多数ですが、そのうち語呂合わせができたらいいなと気にせず、繰り返し見ることで乗り切りました。

試験結果

2018年12月の試験結果は164点で合格していました。

本来の合格ラインは140点ですが、到達した人の割合によっては合格ラインが引き下げられることがあります。
この時の合格ラインは133点に引き下げられていたので、比較的難しかった回だったようです。

世界遺産検定には「リスタ」という、安い費用で再受検できる制度があります。
私は翌年の7月と12月に1級リスタに挑戦し、いずれも152点での合格でした。
本当は点数を伸ばしていきたかったのですが、他にも色々受けたい試験が出てきたので世界遺産検定にだけ集中するのも難しかったです。

2020年以降は新型コロナで検定試験の方面にも色々影響があり、結果的に世界遺産検定から離れてしまうことになりました。

まとめ

もう一度言いますが、初めて世界遺産検定1級を目指す場合はこちらのかたのサイトを熟読するのがおすすめです。

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その上で、ご自分にあった勉強法を取り入れて頑張りましょう。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

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