さて、今年の令和4年度の宅建試験に合格した件について、
前回フォーサイトの感想を書きましたが、
今回はそれ以外に行った宅建試験対策を書いて、締めくくりたいと思います。
なお、私は令和元年に行政書士試験に合格していますので、
苦手にする人が多いという民法でも最初からそこそこ点数が取れていました。
そういったポジションから、どう合格ラインに持っていったかについて書いてみます。
模擬試験について
このブログにも書いていますが、6月頃から毎週、模擬試験を受けていました。
自分自身の実力を把握する必要がありますからね。よく続けられたと思います。
模擬試験といっても、自宅で受けられる自宅受験用の模試や、市販の模擬試験の本に載っているタイプの試験です。
自分でやっておきながら言うのもなんですが、この方法を真似するのはおすすめしません。
「模擬試験は受けっぱなしでは意味がなく、復習しないと力がつかない」とはよく言われますが、毎週受けていたらまともに復習する時間がありません。
さすがに私もそのデメリットは認識していたので、模擬試験の復習は「間違えた問題を見直す」程度にとどめていました。
間違えた問題が重要度の低いC問題なら、解説を一読した程度でそのまま放置、ということもよくやっていました。
ただ、模擬試験の結果をブログに書くときに、ここは暗記したいと思った部分を「ワンポイント」と称して書いていました。
「ブログに書く」ということは非常に有効な方法だと思っています。
模擬試験当初は壊滅状態だった「法令上の制限」。
模擬試験を続けるうちに、いつしか高得点を取れるようになり、本番の試験では満点でした。
この実力アップは、おそらく「ワンポイント」などで苦手部分を少しずつ覚えていった、この積み重ねも結構大きかったのではと思ってます。
過去問を解く
今回の宅建試験対策は、フォーサイトや模擬試験など派手に色々やってきましたが……
とはいえ、合格ラインを超えることに寄与した、特に有効だった方法を一つ選ぶとするなら、結局のところ「過去問」だったと思います。
以下の「宅建試験ドットコム」を利用させて頂きました。
このサイトの姉妹版はFP2級の時にもお世話になりましたが、今回の宅建試験でも再びお世話になりました。
模擬試験で40点近くを出すようになった頃、気持ちにかなり隙が出来ていたのですが、点数が35点に落ちた時がありました。
ここで危機感が芽生えました。
その後は、他の勉強はしないことにして、「宅建試験ドットコム」の問題をひたすら解きました。
宅建試験ドットコムには「過去問道場」と「一問一答道場」がありますが、ひたすら一問一答道場を解きました。
その結果、翌週のフォーサイト模試では自己最高の44点をたたき出したわけです。
これで「やはり過去問が正義だ」と再認識。
そのまま「宅建試験ドットコム」を解き続けて本番を迎えたわけです。
本番で法令上の制限が満点でしたが、何問かは過去問で見た選択肢がありましたし、結果的にやはりこの一問一答が決め手になったかな、と思います。
テキスト
最後に、使用したテキストについて。
前回書いた通りフォーサイトのテキストを使っていましたが、
物足りない部分は、滝澤ななみさんのテキストを併用していました。
もっとも、フォーサイトのテキストは独自順序に並べ替えられていますので、この方法はあまりお勧めできません。
基本的にはどちらか一本に絞ったほうが良いかと思います。
テキストは「全部読もう」などとは最初から思わず、辞書のように、「テキストに載っているかどうかを確認する」ように使いましたし、勉強に使える時間次第ですが、そういった方法をとったほうが良いと思います。
ともあれ、今回の宅建試験は「最小限の努力」などという効率は微塵も考えずに色々試してみた感じになりましたが、まあ面白い経験ではあったと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。
免責事項 この記事の内容は個人が勉強のために調査した内容を記載したものであり、正確性を保証するものではありません。当記事の内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。