引き続き、電験3種の模擬試験にチャレンジシリーズです。
電気書院の「2023年版 電験3種科目別直前対策」を解いていきます。
今日は、機械の模擬問題1です。
解いてみた感触
機械は計算問題が多いわけですが、ほとんどが計算問題というわけでもなく、むしろ半分以上くらい計算の必要ない問題ですので、時間が足りなくなることはありませんでした。
とはいえ、どう計算していいか考えこんでしまったらさすがに時間が足りなくなるので、ある程度パターンを覚えてしまったほうが良さそうです。
選択問題がありました。照明系かIT系かという選択でしたが、ITはまあ得意な分野になっていくでしょうから、このパターンが多いようなら照明系を捨てる手も戦術としてありかもしれません。
機械で合格ラインに乗るかどうかは、計算問題でどれだけ稼げるかにかかっていると思われます。
結果
自己採点の結果、以下の通りでした。
- 理論:-点/-点(過去最高点:70点)
- 電力:-点/-点(過去最高点:40点)
- 機械:70点/100点(過去最高点:-点)
- 法規:-点/-点(過去最高点:-点)
合格ラインは60点です。
合格ラインを突破してはいますが、B問題でまぐれ当たりが10点あったので、実力で取った点はギリギリといったところです。
とはいえ、電力より機械のほうが合格可能性が高そうな気もします。
まだどれかの科目を捨てるかどうかの判断には早すぎますけどね。
今回は合格点に達しましたね。引き続きこの調子で頑張りましょう!
所感
このブログに書いた問題の記憶で多少点を取れた感じがありますね。
本番でも過去問の類題が出題されないわけでもないでしょうから、ブログで問題を解くことは続けていったほうが良さそうです。
あとは用語をどこまで押さえるかですかね。
機械は比較的プレイヤースキルも使える科目ではあるので、今後同期機あたりで得点を見込めるようになったら電力や法規に比重を移していくべきかもしれません。
間違えた問題は復習しよう!
ワンポイント
誘導電動機にはかご型と巻線型があります。
巻線型は、回転子を流れる電流の調整で速度を制御します。
かご型の誘導電動機の始動方法は、スターデルタ始動法、リアクトル始動法、コンドルファ始動法(始動補償器始動法)などがあります。
いずれも、始動直後の電流を抑える方法になります。
スターデルタ始動法は始動直後はスター結線で、その後にデルタ結線に変える方法で、スター結線の電圧が\(1/\sqrt{3}\)になることを利用します。
リアクトル始動法は、始動時にリアクタンスを直列に接続して電流を抑える方法です。
始動補償器始動法は、始動補償器と呼ばれる変圧器で電圧を下げる方法です。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。
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