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「セルフ・キャリアドック」とは何?【独学での合格を目指す社労士試験勉強ブログ】

社労士試験

さて今日は労働一般から。

問題: キャリアコンサルティングとキャリア研修などを組み合わせて行う、従業員のキャリア形成を促進・支援することを目的とした総合的な取組みを何というでしょう?

わかった! 「セルフ・キャリアドック」でーす!。

…… 今日のブログのタイトルだからね……

正解は「セルフ・キャリアドック」です。

そうですね。選択式の問題集などでも、空欄になっている部分がそのページのタイトルになっていて答えがわかってしまうことがたまにありますよね。

そんな時は、次に解く時のため、タイトルを塗りつぶしたりテープで隠しておくなどして見えないようにするなど工夫しましょう。

「セルフ・キャリアドック」って「人間ドック」に似てない?


そうですね。この「ドック」は人間ドックと同じ由来だと思います。


記事の内容

この記事の内容

セルフ・キャリアドックについて復習する。

想定する読者

  • 1週間前の自分自身(社労士受験生)
  • 私と同じような社労士受験生

セルフ・キャリアドックとは

まず、厚生労働省による定義を見ておきましょう。

セルフ・キャリアドックとは、企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組み、また、そのための企業内の「仕組み」のことです。

「何を行うか」という点で見ると2点挙げられています。

  • キャリアコンサルティング面談
  • キャリア研修

誰が行うか、という点では、導入するのは企業です。キャリアの対象者は従業員ですが。

事業主等がセルフ・キャリアドック実施計画を作成し、制度を導入することになります。

「セルフ」とあっても、会社とは無関係に自分のみで自己啓発的に行うというわけではありません

とはいえ、キャリアコンサルティング面談を通じて従業員が自らキャリアプランを考えることになるので、意識向上やモチベーションアップにつながる効果が期待されています。

また、キャリアプランの作成というと若者をイメージしやすいですが、若手社員だけでなく、高年齢の社員にも行われる会社もあります。

キャリアコンサルティング面談とは

キャリアコンサルティング面談とは、従業員とキャリアコンサルタントとの面談です。

面談の頻度は会社の方針によりますが、数年に1回定期的にとか昇進後など、色々なパターンがあります。

ジョブカードの作成を行う場合もあります。

このジョブ・カードとは、生涯を通じたキャリアプランニング職業能力証明の機能を担うツールです。

キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルタントの国家資格またはキャリアコンサルティング技能検定の1級・2級などの公的資格を保有している人が行うことが原則となります。

公的資格……興味沸いたんじゃない?

いや、念のため確認しましたが、高額な講習または実務経験が必要になるので私が受ける可能性は無いです。

無いの? 絶対?

そりゃ人生何が起きるかわかりませんから会社の命令で講習受けろとなる可能性も絶対ないとは言いきれないですが……。

まあ私が資格マニアになって色々な資格を100個取得する可能性より低いでしょうから、「無い」と言いきっても良いと思います。

あれ? 資格マニアじゃなかったの?

それは資格マニアの定義によりますが、その議論は別の機会にしましょう。

まとめ

セルフ・キャリアドックは、キャリアコンサルティング面談やキャリア研修などにより、従業員の主体的なキャリア形成を促進する仕組みです。

キャリアコンサルティング面談は、通常は公的資格を持つキャリアコンサルタントが行います。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

免責事項 この記事の内容は個人が勉強のために調査した内容を記載したものであり、正確性を保証するものではありません。当記事の内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
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