こちらの記事によると、このセイサイトでは独学や一発合格は重要視してないと仰ってましたね。
そうだね! 合格の価値に変わりはない、っていう主張だね!
でも、資格マニアさんには独学にこだわっている人も多そうですよ。
こだわりは人それぞれでいいんじゃないかな?
はい。独学にこだわるのもこだわらないのも個人の自由で、それによって合格の価値が上下することはないと私は思っています。
では、今日は独学にこだわらない理由について詳しく語ってみましょうか。
いや、独学にこだわる人の「こだわる理由」なら色々と語ることもあるかもしれませんが、「こだわらない理由」は、「別にどちらでもいいから」にしかならないと思いますよ。
とはいえ、昨年合格された資格はいずれも独学だったかと思いますが、それでも「こだわらない」のでしょうか?
独学……でしたっけ? 電験三種のTACの模擬試験を独学として扱うならそうなるのかもしれませんが。
そのあたりの判断も微妙だと思っています。
では、今日はそのあたりの考えを書いてみますかね。
はい、お願いします。
それにしても、「なぎさの勉強あれこれ」って久しぶりだね!
存在が忘れられていたかもしれませんね。ふふふ。
まあ、進んでみましょう。
「独学」の定義の曖昧さ
さて、資格・検定において「独学」とは一般的にどういった勉強方法かを考えてみます。
以下のそれぞれは独学と言えるでしょうか?
- 予備校の生徒になって資格のための講義(有料)を受けた。
- 予備校が生徒以外にも開講している無料の体験講義を受けた。
- たまたま友達が予備校の先生で、資格試験の内容の要点について無料で教えてもらった。
- 予備校が行っているWEB講義(有料)を受けた
- 予備校がサービスで行っているWEB講義(無料)を受けた
- 予備校が主催している公開模擬試験(有料)を受けた
- 予備校が主催している公開模擬試験(有料)に付属している動画サービスを視聴した
- 予備校が作成したテキストを使って勉強した
- 予備校が作成した模擬試験の冊子で勉強した
- 通信教育(有料)を受けて、送られてきた冊子で勉強した
- 通信教育(有料)を受けて、動画サービスで勉強した
- Youtubeなどの動画(無料)を視聴して勉強した
- WEBサイトの資格関係の解説ページ(有料)で勉強した
- WEBサイトの資格関係の解説ページ(無料)で勉強した
私は正確な解答は持っていません。
それぞれ個々人の判断になると思います。
ただ、独学かどうかの判断には、「予備校の先生による講義を受けたかどうか」「その講義等が有料か無料か」「通信教育を受けたかどうか」が大きく関わっていると思います。
「本で勉強する」という、他人の音声の視聴を伴わない行動は、基本的に独学とみなされるように思います。
仮にその本が予備校が出版している参考書であっても、です。
「WEBサイトの有料ページにお金を払う」行動はやや難しいですが、「本にお金を払う」に準ずる扱いになる気がします。
これが「WEBサイトの有料の講義動画」だったら微妙ですね。それが予備校が出している物ならさすがに独学に当てはまらない気がします。
まあ、最近は色々な媒体による勉強方法があるため、独学かどうかの線引きは微妙な部分があるわけですが、私としては、だからこそ独学にはこだわらない、というのはあります。
「独学にこだわる」としてしまうと、どこかでOK・NGの線を引く必要があります。
そして、その線の引き方によっては「知らない内容をWeb検索した時に予備校の先生の記事は読まない」「公開模試は受けても付属でもらえる解説動画は視聴しない」などという妙なことになりかねません。
そういった、個人的にどうでもよい部分で妙な意地を張りたくはありませんので、私は最初から「独学にはこだわらない」としている、というのはあります。
予備校に通わない理由
独学にこだわらない私が資格試験の予備校に通っていない理由は単純で、私個人にとっては現状では予備校に通うメリットよりもデメリットのほうが大きいと判断しているからです。
デメリットとは言うまでもないですが、お金と時間です。
お金はわかりやすいですが、時間についても、講義時間だけでなく通学のための移動時間や諸々の準備時間や待ち時間などを考えると、予備校に通うのは割に合わない場合が多いと思っています。
これは、私が受ける試験については、問題の傾向がわかればある程度どういった勉強をする必要があるかを判断する力がそこそこ私自身に身についている、という側面はあると思います。
ですので、資格試験初心者が資格の予備校に通うこと自体に反対する気持ちは全くありません。
今後仮に私が未知の分野の試験に挑戦する時に、予備校に通うほうがメリットが大きいと判断したら、私も予備校に通うようになる可能性は普通にあると思います。
まあ、そこまでお金と時間をかけて挑戦したい試験が出てくるかどうかはわかりませんが。
メリットが上回れば利用する
私は独学にこだわっているわけではありませんので、今までも予備校による模擬試験や通信教育を受けたことはあります。
特に模擬試験は好んで利用しています。行政書士試験以来、社労士試験、宅建試験、マンション管理士試験、電験三種と、難易度の高い資格試験ではLECやTACを中心にお世話になってきました。
行政書士試験の時は会場受験に何度も行きましたが、社労士以降は自宅受験になっています。
ちょうどコロナ騒ぎが始まった時期と重なったという理由もありますが、会場受験は時間拘束のデメリットのほうが大きくなると判断したのも大きな理由であり、今後も模擬試験については自宅受験にすると思います。
通信教育については宅建の時のフォーサイトが典型的な例で、この時はバーチャル講師である真鍋サキさんを目当てに受講しました。
この時の自分の中でのメリットとしては、「バーチャル講師によって楽しく勉強できる」という一点が大きく、それだけで他の諸々のデメリットを上回ったわけです。
まあ、バーチャル講師という方向性に賛同した、という投資のような意味もありました。
もちろん、せっかく受講したからには他のシステムも色々利用させてもらいました。ただ、真鍋サキさんがいなければ宅建試験のために通信教育を利用しようとは思わなかっただろうな、というのは正直なところです。
今後、Vtuber講師が登場したら
このようなバーチャル講師のようなアイディアには好感を持っていますので、今後もVtuber講師のような企画があれば積極的に利用していきたいとは思ってます。
逆にいえば、今まで知らなかったり興味なかったりした資格でも、「好きなVtuber講師が教えている資格だからその資格を狙う」という方向性も十分に可能性はあります。
それって、目的と手段の関係がおかしくない?
手段のために目的を選ぶ、という感じですね。
まあ私が資格試験を受けるのは仕事でも何でもなく単なる趣味ですので、楽しければそれで良い、というのはあります。
ご自分でVtuber講師を作ってみるのはいかがでしょう?
いや、それは全然考えてもいなかったです。
私が作るとしたら何の資格になるんですかね? 誰かに教えられるほど専門的に知っている分野など無い気がします。
まあ、今は自分が試験に挑戦する側で十分かなと思いますが……
本日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。