銀銀河英雄伝説Die Neue These第09話「それぞれの星」の感想です。
なお、私は原作と前回のアニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
イゼルローン要塞占拠から約3か月後、自由惑星同盟最高評議会では、レベロ財政委員長が銀河帝国との講和による停戦を訴えていた。アスターテ会戦における戦死者の遺族年金や、イゼルローン要塞陥落時に捕らえた50万人の捕虜が国家財政をさらに圧迫していたのだ。その頃、ヤンは辞表を提出するため、シトレ統合作戦本部長を訪ねていた。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story09.html
感想
レベロやホワン・ルイといった政治家も登場しました。
二人とも前回のアニメとは違った雰囲気ですが、まあこれはこれでありかな、と。
レベロは生真面目そうですし、良いんじゃないでしょうか。
ホワン・ルイは道原版の漫画の時のルイさんがベストですが、まあさすがにああいう改変するのは他にないでしょうし。
割と悪役っぽい印象も無くはないですが、そのうち慣れてくる感じでしょうかね。
まあでも、勝てば支持率もアップするでしょうけど、「本当に勝てるのか」は議論にならないものなんでしょうか。
「支持率が下がっている現状」から次も勝つ必要があって、「イゼルローンを奪ったという画期的成功」の直後なので、開戦すれば勝てると錯覚してしまうものかもしれないです。アスターテの敗北を忘れてどうするとは思いますが。
ヤンは、シトレとの会話の後で、エレベーター内でシェーンコップと原作にあった会話が交わされました。
この色男シェーンコップも結構気に入った感があり、登場してくれると何だか嬉しいです。
まあしかし、シェーンコップはヤンの部下宣言してますが、薔薇の騎士ってヤンの部下になったんでしたっけ。イゼルローン奪取のために一時的に仕事を依頼した形だと思いましたが。
とはいえ、原作でもいつの間にか第十三艦隊に入ってますから、イゼルローン攻略の時に「十三艦隊に所属させる」ということになり、そのまま固定化したのでしょう。
フレデリカの私服も綺麗だったと思いますが、私は「美少女フレデリカ」⇒「その面影を残した現フレデリカ」の順に見て今作のフレデリカファンになったのですが、この私服姿のフレデリカを最初に見ていたらここまでのファンになっていたかどうかは何とも言えないところです。第一印象というものは結構強いです。
食事中の会話で、原作にあったヤンの結婚話は出ないのかと思いましたが、食後に出ていましたね。
まあ、父親が気付いているかどうかはともかく、状況からフレデリカがヤンに好意を抱いているのは明らかで、ユリアンや周囲の人物も認識しているでしょう。
この気の強そうなフレデリカがどういう感じでヤンに接していくのかは非常に楽しみなところです。
フェザーン側ではルビンスキーとともにドミニクも登場しました。
このドミニク、最初は誰だかしばらくわかりませんでした。
フェザーンの一般女性か、でもなぜ着替えのシーンをこんなに強調、あ、もしかして、と、ようやくわかった感じです。
厚い口紅に踊り子っぽい衣装。いかにもといった感じの雰囲気で、ドミニクには似合ってると思います。
ジェシカについてはオリジナルなエピソードが増えていました。
ヤンに会いに行ったのはなぜなんでしょうか。政治の世界に進む背中を押してもらいたかったか。
あるいは、ラップと婚約していたとはいえ、ヤンにも気が残っていたか。さすがに婚約者の戦死後にこの説はどうかと思いますが、前回のアニメではこういった感じでオリジナルエピソードが進んでいた気がします。
そして、最後に結構長いジェシカの演説がありました。
歴史を強調した意図は、ヤンを意識したということでしょうか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
前回と違って今回は女性キャラ多かったねー。ウィンザーさんも女性だし。
女性が多く登場する時には感想の文章も長くなる傾向がありますね。
え? それは気付かなかった。なぎささん、いつも笑顔だけどチェックが厳しいね。