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セイ凄い以外で面白い場面――「聖女の魔力は万能ですⅡ」Episode05 「目的」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「聖女の魔力は万能です」の第2期のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。

  • 「聖女の魔力は万能ですⅡ」公式サイト
TVアニメ「聖女の魔力は万能です」公式サイト
突然の聖女召喚は、異世界スローライフの始まりでした―― 原作:橘由華『聖女の魔力は万能です』(カドカワBOOKS刊)、監督:井畑翔太、シリーズ構成:渡航、キャラクターデザイン:石川雅一、アニメーション制作:ディオメディア

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

Episode05
突然の聖女召喚は、異世界スローライフの始まりでした―― 原作:橘由華『聖女の魔力は万能です』(カドカワBOOKS刊)、監督:井畑翔太、シリーズ構成:渡航、キャラクターデザイン:石川雅一、アニメーション制作:ディオメディア

研究所で遭遇して以来、留学生のテンユウは連日セイを探し回っていた。ごまかすのも限界と判断したヨハンは、聖女であることを明かさずにセイと会わせる。テンユウと植物談義で盛り上がったセイは、彼の目的が気にかかり……。

© 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能ですⅡ」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/story/05.html

感想

先が気になる展開が続きます。「セイが凄い」という展開以外では今までで一番面白い場面のような気がします。

今回はテンユウとの探り合いで、セイアルベルトと一芝居打って、「凄い薬師はセイの知り合い」ということにしました。
そして最後にテンユウから「他言無用」との前提で本当の目的を教えてもらった場面までです。

セイランテンユウは、聖女のことは全く気にしてはおらず、凄腕の薬師を探していたという結論になりそうです。
最後の場面でテンユウが言っていた目的が本当であれば、セイがその薬師でないかと必死に探していた理由も納得はいきます。
オスカーたちの情報や、「主要人物に悪人はいない」というこの作品のこれまでの世界観も踏まえると、おそらくテンユウがセイに言った内容は真実でしょう。

セイが単に「凄腕の薬師」であったならば、国家機密にするほどのことでもなくセイも堂々とテンユウと話せたでしょうし、テンユウがセイにお願いすれば、セイも外国の人を見捨てられるはずもないので一肌脱ごうという展開になり話は順調に進んだでしょう。
とはいえ、セイは「聖女」で「国家機密」ということになっているので、そこが話をややこしくしています。だからこそ面白いんですけどね。

セイたちの行動をテンユウがどこまで見抜いていたかが興味深かったです。
最初のジュードの「セイは用事があって不在」という嘘は当然見抜いていたでしょう。見抜かれていることを承知で嘘をつき続けても良かったと思いますが。
ポーションを数人で作ったというセイの嘘は、多少は怪しいと思ったかもしれません。
セイとアルベルトの小芝居も見抜かれてるかなとも思ったのですが、これは見抜けなかったようですね。
テンユウさんも万能に見えましたが、国家全体に芝居をされたらさすがに勝てないというところでしょうか。

もっとも、セイは最初エリザベスと作戦会議をする予定だったわけで、そのままエリザベスとの会議が行われたとしても小芝居の相手がエリザベスになるだけで同じ展開だったかもしれません。
なら正直その役割はエリザベスのままで良かったのでは、とも思うのですが、今シーズンはセイの恋愛も大きなテーマになっているので、アルベルトの出番が多くなるのは仕方ないところでしょうか。
今は謎解きに集中させて欲しい気も少ししました。

次回の展開予想

テンユウの「他言無用」の言葉をセイが守るか守らないかによって展開が大きく分かれそうです。

テンユウからは「他言無用」と言われましたが、とはいえとりあえずヨハンにはそのまま報告したほうが結果的に早く丸く収まりそうな気がします。

ですが、セイとしてはやはり一旦は秘密を守ろうとする可能性もありそうです。
セイは悩むとは思いますが、テンユウの母が病気だという話を聞いてしまっては見捨てる選択肢は無いでしょう。

まあ、秘密を守りつつテンユウの母を助けられるルートはちょっと考え辛いですが、セイがテンユウと二人だけで会話できる状況を作って全て打ち明けるくらいでしょうか。
テンユウは頭が切れますからこの状況から何とかするための上手い作戦を考えるのは問題なさそうです。

とはいえ、現実的にはセイは一旦は悩みつつもヨハンに相談し、関係者を巻き込みつつ、「実はセイが凄腕の薬師だった」という結論にしてテンユウの母を助ける流れの可能性が高い気はします。

いずれにせよ、ここでテンユウがセイに打ち明けたからには、テンユウの母は結果的に助かるのは間違いないと思います。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

最後の話も実は嘘だという可能性は無いのかな?

可能性は無いとは言えませんが、これはさすがに嘘がバレた時の信用が無くなりますから可能性は低いでしょうね。

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