ワールドトリガー3rdシーズンの感想の続きです。
原作では、週刊少年ジャンプでの連載が再開した後で、まだSQに移籍していない期間だった頃の話ですね。
SQは月刊なので進行スピードが遅くなることは確実ですが、原作再開されたこと自体が嬉しかったので、続くのであれば多少遅くなろうが些細なことだと思っていました。
なので、当然SQを読み始めることになります。
- ワールドトリガー
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の東映のサイトから一部引用します。
B級ランク戦・ROUND7で鈴鳴第一が選択したステージは「市街地D」であった。マップ中央のショッピングモール内での戦いが予想される特殊なマップに各隊は対策 を急ぐ。ワイヤー陣が効果的 に機能 しないことを読んだ修は加入したばかりで各隊に手の内を 知られていないヒュースという利点を生かした作戦に切り替える。時間と共に全隊員が 転送開始。遊真とヒュースの最速での合流を目指 し、そこに修も向かう。戦いは鈴鳴第一の村上と影浦隊の北添の激突から始まり、影浦隊隊長・影浦と鈴鳴第一隊長・来馬が合流して激しい屋内戦が繰り広げられる!
©葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
https://www.toei-anim.co.jp/tv/wt/episode/summary/3/
感想
第7戦の試合前と試合開始直後の展開です。
今回も原作と同じ展開です。原作リスペクトという感じで、変にアレンジするよりも良いと思います。
各隊の事前の話し合いがありますが、東隊の会話がこの試合の展開について、かなり正解に近い会話をしている感じがあるのは、さすが東さんの隊というところでしょうか。
「勘は大事だ、無意識に情報をキャッチしている場合がある」という東さんの言葉も、なるほどと思ったものです。
なお、鈴鳴第一のマップ選択で、スナイパー封じのために市街地Dを選んだという説。
「自分のチームにも太一君というスナイパーがいるけど、東さん、ユズル、千佳という強力なスナイパーを封じるメリットのほうが自チームのデメリットよりも大きいため、あえてスナイパー不利なマップを選んだ」という説は、太一君には申し訳ないですが、かなりの説得力がある気がします。
まあ、3人とも本来ならA級の実力を持つスナイパーですから、客観的に見ても仕方ないでしょう。千佳についても、戦闘時のトリオンの重要性から見て「A級の素質はある」と言っていいと思います。
さて、原作の展開を知っていての感想になりますが、この試合は「玉狛第二にとって有利」な展開だった感があります。
つまり、影浦隊と鈴鳴第一が序盤で衝突する、という。
鈴鳴の作戦の標的が玉狛になっていたら一たまりもなかったのでは、などと思ってしまいます。
あるいは、鈴鳴と東隊が激突したとしても、影浦隊が無傷だったら、と。
もちろん他の試合で不利な展開もあるため、作品全体としてはバランスが取れてると言えるのですが、少年ジャンプ系のトーナメント系の漫画は比較的「主人公のチームは強い相手とばかり対戦する」という逆境パターンが王道なので、時にはこういうラッキーな展開もあるワールドトリガーは「主人公が敵を倒さなくてはいけない」という王道からは外れますが、むしろリアリティがあって良いと思います。
さて、黒い弧月が登場。
「鈴鳴第一の新戦法」と散々煽っての登場。
ここで続きは次回に持ち越されました。
私がこの作品を未読で先の展開を知らなかったとして「次回の展開予想」を書くとしたら、素直に「黒い弧月を使った新戦術で影浦隊を翻弄」とか書くかもしれません。
「夜の市街地D」は、この試合だけの設定なので、マップには無関係な新戦法を考えてみると思います。
なのですが……続きは次回ですね。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
みんな3人なのに主人公のチームだけ4人って、少年漫画的にずるくない?
いえ、人数の話であれば、強敵を大勢で協力して倒すというお話は、よくあると思いますよ。
でも、普通のスポーツは、参加人数は対戦相手のチームと同じだと思うよ。
いえいえ、人数が増えるとオペレーターさんに負担になってミスする可能性が増えますし、相手チームに点数を取られやすくなります。一概に有利とはいえませんよ。