引き続き「日々は過ぎれど飯うまし」の感想です。
なお私は今後のストーリー展開を知らない状態での初視聴となります。
- TVアニメ「日々は過ぎれど飯うまし」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

モコ太郎の動画を見て町中華にやってきたまこ。ボリュームたっぷりの回鍋肉定食に大満足。大晦日、部室の大掃除のために集まった食文化研究部は、初めてこの部室にきたことを思い出しながら作業を進める。こたつもセッティングして写真を整理しながらまったりとくつろぐみんなだったが、年越し用の料理を始める。メニューは年越しそばと手巻き寿司。おなかもいっぱいになって5人で仲良く新年を迎える。しのんの提案で初詣に出かけることにしたみんなは、車で近くの神社に向かう。寒さに震えながらも参拝をすませると甘酒を飲みながらお焚き上げの火を見つめて、この一年の出来事を振り返る。夜も明けはじめ、食文化研究部5人で新年最初の記念撮影をパシャリ!
©ひびめし製作委員会
https://hibimeshi.com/story
感想
シリーズ最終回として、食文化研究会のメンバーたちが年越しを迎え、これまでの活動を振り返るエピソードでした。
冒頭で、まこが動画で気に入った店に入るシーンがありました。
開始当初のまこは、知らない店に入ることに躊躇し尻込みしてしまう性格だったことを思うと、まこの成長を象徴する場面でした。
さて、最終回の今回は、食文化研究会のメンバーたちが大掃除、年越しの料理、初詣、そして新入生歓迎の準備を通じて、過去の出来事を振り返る構成でした。
過去のさまざまなシーンが散りばめられ、メンバーたちの思い出が蘇る演出は、最終回にふさわしい総集編的な感もありました。
大きな事件や転機はなく、日常の延長としての穏やかな時間が描かれたのは、『日々は過ぎれど飯うまし』らしい落ち着いた締めくくりだったと思います。
年越しのそばと手巻き寿司も、食欲をそそる魅力が存分に発揮されていました。
まこが眠ってしまったのに対し、しのん、くれあ、なな、つつじの4人が眠くなる様子もなく元気だったのは、新年の興奮状態のためでしょうか。
くれあの運転がちょっと心配でしたが、披露した長距離運転の時とは違って今回は近所だから問題なかったでしょう。
さて、ということで終了。
食べ物をテーマにしつつ、キャラクター一人一人の個性も程良く際立った作品だったと思います。
飯テロという側面もありますが、癒しという面でも良かったと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
作品中ではもう2026年の正月なんだね!
未来としておいたほうが希望を感じるというのはあるかもしれませんね。