引き続き「聖女の魔力は万能です」の第2期のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。
- 「聖女の魔力は万能ですⅡ」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
セイとの初めての出会いやこれまでのことを振り返りながら、自らの想いと向き合うアルベルト。一方のセイはエリザベスから、自分の気持ちを大事にするようにと諭される。周囲の誰もが、不器用な二人の様子を見守っていた……。
© 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能ですⅡ」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/story/12.html
感想
セイとアルベルトがめでたく結ばれて大団円となりました。
この最終回をじっくり描写するために戦闘を9話で終わらせたのかもしれません。
戦いの後はセイが聖女である意味がなくなったかと思いきや、最後の最後で金色の粒が降り注ぐ綺麗な締めくくりでした。
ストーリー的な意外性は無いものの、綺麗な終わり方で良かったと思います。
どうしても気になるのは講義の後でユーリがアルベルトに何を言ったか。
ユーリは割といたずら好きな印象もあるので、アルベルトを嫉妬させるような言葉の可能性も高いかと思ったのですが、エアハルトへの返答からすると普通に二人の後押しだったようです。聖女の術の発動条件に気付いたという言葉もありましたし、普通に「セイも好意を持っている」という趣旨でしょうね。
今までお世話になった人たちが金の光に驚いたり喜んだりしている姿は微笑ましかったです。
まあ、波乱要素がなかったので「面白さ」という点は微妙なところですが、とはいえこのエンドに向かって進んでいたわけですから変に省略せずきちんと描写したのは良かったと思います。
ということで終了。
主役のヒロインが結婚してしまう以上、続編はもうないかなと思います。
作品で楽しかった部分は、やはり序盤の「セイ凄い」の展開、そしてテンユウとの頭脳戦です。
テンユウがセイに対等な実力者っぽく描かれた場面では先がすごく楽しみでした。
心残りはアイラですかね。
アイラがセイと一緒に召喚されたことには何か意味があるものだと思ってましたが、セイが聖女だと決まって以降はその点が覆されることもなく。
そうなるとアイラは無関係なのに巻き込まれた被害者ということになってしまい、王子と約束していた「元の世界に戻る方法を考える」の伏線も放置されたままです。
まあ、アイラ自身はこちらの世界に順応しているようですが、アイラ側にももう少しフォローが欲しかったかなと思います。
まあ、アイラはエリザベスとすごく親密になってきている様子なので、ぜひもっと親密な親友になって欲しいところです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
あの金色の光も治癒の効果があるのかな?
あるかもしれません。もしかすると街中の人の傷が治ったりしたかもしれませんね。