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ぼっち覚醒?――ぼっち・ざ・ろっく! #5 飛べない魚【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「ぼっち・ざ・ろっく!」の感想です。

原作などを読んだことは無い状態での初視聴となります。

  • 『ぼっち・ざ・ろっく!』公式サイト
「ぼっち・ざ・ろっく!」公式サイト
「ぼっち・ざ・ろっく!」劇場総集編 前編24年春 後編24年夏 公開!

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」公式サイト | STORY
飛べない魚

オリジナルソングも出来上がり、いよいよライブだと意気込む4人。星歌に出演させて欲しいと頼んでみたものの、まずオーディションを受けろと突っぱねられてしまう。ひとりは最近の激動の日々を振り返りとある決心を固め、オーディションに参加するのだった……

©はまじあき/芳文社・アニプレックス
https://bocchi.rocks/tv/story/?id=05

感想

ライブ出演に向けたオーディションの話です。
まあ、実際のところノルマのお金を払っていればオーディション合格条件など無いライブハウスが多いでしょうけど、虹夏姉がバンドを出演させるかどうかの権限を持っているわけですから、オーディション合格を条件にするのもありでしょう。

ただ、ぼっち達がライブハウス「STARRY」のバイトをしているのはノルマ代を捻出するためだったのは虹夏姉も知っているはずですので、出演するにはオーディション合格が必要というのは「条件の後出し」のように見えました。
まあ、仮に不合格だとしても交渉すれば再挑戦も出来たでしょうから、そこまで理不尽な話でもない気はします。
ギターが段ボールに入ったような状態では出演を断るのも不思議はないでしょうね。

ぼっちの実力を皆がどう見ているのかが興味深いです。
虹夏リョウは、当初下手だったのが多少上達した、とオーディション前には思っていたようですが、喜多さんはその評価に疑問を持ちつつも、たまたま上手く弾けたことがあったのかと考えます。
虹夏姉は、ぼっちはかなり上手いが経験不足と自信の無さで力を発揮できていない、と、視聴者視点から見ても最も適切な判断をしています。さすがはライブハウスのオーナーといったところでしょう。

今回の見どころは何といってもオーディションの演奏。
実質的に結束バンドでのメンバーが揃った状態でオリジナル曲の初披露です。
ぼっちの作詞でリョウの作曲ということでしたが、歌詞をそこまでしっかり聴けなかったのでぼっちらしいかどうかはわからなかったというのが正直なところ。ただボーカルの喜多さんはかっこ良かったですし、特に似合ってない印象もありませんでした。

印象的だったのはやはりぼっちが足を踏み出した場面。ぼっち覚醒という雰囲気でした。
この時に虹夏虹夏姉がぼっちの演奏が変わったことに気付いた節があります。
ぼっちは周囲に誰もいない時の演奏が素晴らしいわけですが、今回初めて人前でいい演奏をしたことになります。ぼっちの実力を発揮できるキーワードは「集中力」かなという気がします。いつも人目を気にするぼっちが、結束バンドのため、虹夏の夢のためを思って目の前の演奏に集中した、という感じかなと思いますがどうでしょうか。

虹夏姉のコメントについては、合格かどうかは確かにわかりづらいですね。最初に不合格っぽい印象を与えて、その後合格とも不合格とも言っていません。おそらく虹夏姉としては「合格」と言ったつもりになっていて言い忘れていたのでしょう。
また、虹夏姉のぼっちへの評価も正しく、見守っている人がいることを伝える方針もおそらく良いことだと思うのですが、こちらも表現方法がやや適切でなかったようです。直接伝えるのではなく、誰か他の人を介して伝えるのが良かったのかもしれません。結果論ですが。

虹夏姉は実はライブの出演枠は空けていたという話ですが、もちろん不合格の可能性もあったと思います。そのあたりはしっかりしてそうな印象はあります。別に不合格といっても出入り禁止になるわけでもなく、実力をつけてからまたおいで、という話でしょうし。

次回の展開予想

ライブハウスのブッキングライブで演奏曲が1曲だけということもないでしょうから、結束バンドとしては2曲目以降の曲作りも必要になるでしょう。とはいえ、曲作りの場面を繰り返すというのも考え辛いですので、やはり次回はライブ本番ということになりそうな気はします。

ノルマ一人5枚ということですが、ぼっちには厳しいですし、虹夏か喜多さんに何か条件をつけてノルマを引き受けてもらうのが良いと思うのですが、ぼっちからは言い出せないでしょう。
まあ喜多さんがぼっちの様子を見かねて、ギター講師と作詞の代わりにノルマを引き受ける、という感じがいいのかなとも思いますが、とはいえ喜多さん自身も学生ですから意外と厳しいかもしれません。

ということは、ライブでの集客に向けて結束バンドの知名度を上げるためにあれやこれやという展開もあるかもしれません。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

虹夏ちゃんの、武道館の後の夢ってなんだろうね?

世界へ羽ばたくというわけでもないでしょうし、周囲を笑顔にするなどといった話かもしれませんね。

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