引き続き「ぼっち・ざ・ろっく!」の感想です。
原作などを読んだことは無い状態での初視聴となります。
- 『ぼっち・ざ・ろっく!』公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
アルバイトを経てコミュ力が急成長!することもなく、クラスメイトにうまく話しかけられず今日も学校でぼっちでお昼を食べるひとり。新メンバーを探していた虹夏のことを思い出し、ギターが弾けるという陽キャで人気者の喜多に声をかけようと思うものの……
©はまじあき/芳文社・アニプレックス
https://bocchi.rocks/tv/story/?id=03
感想
結束バンドメンバーがようやく勢ぞろい。ボーカルとなる喜多さんが登場しました。
前回までの話の流れで薄々思っていましたが、やはり喜多さんが以前バンドをやめたギターの当人だったということでした。
そのやめ方も、リョウに死んだのかもと思わせるほどのドタキャンだったようです。とはいえ、当然ながら喜多さん当人は罪悪感を感じていたわけで、ギターが出来ないと言い出せず追い詰められてしまった事情もありますし、バイト代行で不問とすると結論が出たわけですし、見ている側としても純粋に応援していきたいところです。
それにしても、喜多さんもなかなか濃くて面白いキャラクターだと思いました。ボーカルは上手いけどギターについてはベースとの区別もつかないほどの初心者。リョウに憧れていて、それもおそらく恋愛感情に近いような崇拝でしょう。
そして、ぼっちのことはギターの上手さに尊敬の念を抱いたようで、ぼっちのコミュニケーション能力についても笑顔で受け入れる度量はありそうです。そして喜多さん本人のコミュニケーション能力はおそらく虹夏以上。
喜多さんのバイト能力を見たぼっちがコンプレックスを抱いたようですが、傍から見れば喜多さんが凄すぎて比較する対象が悪いだけで、ぼっちが劣等感を抱く必要はないと思います。まあ劣等感も努力の原動力になり得るので悪いわけではないですが、喜多さんと自分を比較するのは無駄に落ち込むだけのような気もします。
ともあれ、結束バンドは長所と短所が尖ったメンバーが集まっているので、適材適所での役割分担をしっかり行えば、凄まじいことになる可能性は秘めていると思います。
喜多さんに憧れられたというところを見ると、リョウの実力は自信過剰というわけでもなく本物のようです。前のバンドから結束バンドに移った理由が気になりますが、虹夏に何かを見出したんでしょうかね。
それと、虹夏たちが、ぼっちが喜多さんのギターの先生になることを勧めている部分が気になりました。虹夏たちはぼっちのギターの真の実力を知らないはずですが、少なくともライブをこなす程度には弾けるからそう言ったのか、あるいは、当初思っていたよりもぼっちがギターを弾けるとわかって言っているのか。
ぼっちの実力を虹夏たちが知らないという部分も現時点での面白さだとは思うので、それが明かされるのか、明かされないままでいくのかは興味深いところです。
次回の展開予想
メンバーが揃ったということでライブをする方向に向かうか、あるいは曲作りや練習などで実力を蓄える方向に向かうかというところですが、まあ4名揃ったお披露目ライブを早目にしたい気はします。
ライブをしたとして、いきなり大成功というのも夢はあっても面白さに欠ける気はしますので、成功に見せかけてドタバタ、でも見る目がある人にはぼっちの実力がわかる、といった感じで、今後の躍進のきっかけになる感じでしょうかね。
結束バンドが最終的にどういった方向に向かうかによって違ってくるでしょうけど、武道館ライブ開催のような方向はさすがに無理がありそうな気がしますし、ぼっちが頑張って欠点を克服したあたりが最終目標の落としどころかと思いますがどうでしょうか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
喜多ちゃん、違うクラスなのになんでぼっちちゃんの名前を知ってたのかな?
以前ひとりさんがギターを持っていたことを目撃していましたし、その時にチェックしたのかもしれませんね。