引き続き、同人誌等の即売会作者への「感想」について書いてみます。
以前、「作者に感想を送ろう」という記事で、同人誌の作者へ感想を送ることをお勧めしました。
とはいえ、同人誌等の本を読んで感想を送りたいと思っても、送る方法に迷うことがあると思います。
手軽に感想を送る手段としては、私がそれなりに感想を書いていた頃には、「メール」「twitter(現在のX)」「pixiv」といった方法がありました。
現在では匿名で感想を送ることができる「マシュマロ」という方法がかなり使われているようです。
私個人はマシュマロには使い慣れていないためメリット・デメリットもまだよくわかっていない面がありますので、今日の話題ではマシュマロには触れないことにします。
また、「twitter」の名称は現在「X」に変わっていますが、私が感想をよく送っていた頃の名称は「twitter」であり、現在のXと機能が多少違うかもしれませんので、この記事では「twitter」と呼ぶことにします。
メールとtwitter(X)のどちらで感想を送るか
同人誌を読んで作者に感想を送りたい、となった時に、もしその本にメールアドレスしか記載されていなかったり、twitterのユーザー名しか記載されていなかったりした場合には、その書いてある方法しか使えませんので迷う余地はありません。
迷うのは複数の方法が書いてあった場合だと思います。
どの方法で送るのが良いでしょうか。
マシュマロは匿名で送りたい場合に有用ですが、今回は触れません。
なので、メールかtwitterかあるいはpixivの中から選べると仮定します。
もし、送る相手が明らかにtwitterやpixivを長年使ってなさそうな雰囲気だった場合、せっかく送っても気づかれない可能性がありますのでそれは避けたほうがいいかもしれません。
そうでなければ、基本的にどれを使っても問題ないと思います。
個人的には、感想をしっかりじっくりと書きたい場合にはメール、気軽に送りたいならtwitterが良く、pixivはその中間という印象を持っています。
ただ、注意点として、「他人から見える場所に書く場合には作品のネタバレは極力避けること」という点があります。
作者が読者へのサプライズのつもりで描写した出来事について、他の読者に見える場所に書くのはマナー違反だと思います。
twitterのDMなら問題ないでしょうけど、twitterでDMを設置していない作者さんにリプライ等で感想等を書く場合には気を付ける必要があります。
ネタバレしないように感想を書くのは難しいかもしれませんが、「○○が可愛かった」「面白かった」というような当たり障りのない感想にするのが良いかもしれません。
また、文字数制限が厳しいこともあるでしょうから、ある程度の長文を書きたい場合にはtwitterは向いていないかもしれません。
このようにtwitterの機能には色々と制限があるため、感想を送る時にどの方法で送るか迷う場合にはメールを使うのが無難だと思っています。
メールで文章を書くことは、twitterで文章を書くことよりもハードルは高いと思います。
ただ、周囲の目やネタバレを気にせずに思いきり書くことが出来るというのはメールの利点だと思います。
また、作者側でもメールのほうがtwitterのリプやDMよりも扱いやすいとも思います。
もらった感想を後で読み返したくなることもあると思います。そういった場合にはDM等よりもメールのほうが便利でしょう。
(また、これは万が一の想定ですが、仮に気分を害することを書いて送ってしまった場合でも、メールなら削除することも容易です)
また、メールのほうが、作者側で「返信をする・しない」を自由に決めやすいというのもあるような気がします。
もちろん、twitterで送ったメッセージでも返信しない自由はありますが、他人の目にも見えるリプライを放置するのは気分的に嫌だという作者さんもいるでしょう。また、twitterのDMは現状会話のやり取りのような形式になっていますので、放置しづらい作者さんも多いような気がします
その点、メールの場合は返信しない選択も比較的容易にできると思います。
返信を放置していることが他人からは見えませんので、「あとでゆっくり返信したい」というタイプの作者さんに送る場合にも向いているでしょう。
もちろん、メールを書くハードルの高さは作者さん側でも同じでしょうから、twitterよりもメールのほうが返信しづらい、ということもありそうな気はします。
とはいえ、やはり、ある程度しっかり感想を書きたい場合にはメールを選択するのが良いと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。