【同人誌即売会あれこれ】シリーズを再開します。
ここでは、コミケやコミティアを始めとする同人誌即売会について、一般参加経験者として思うことを少しずつ記事にしていきたいと思います。
さて、今日からは私が「同人あれこれ」を書きたいと思った最大のテーマ、「感想」について書こうと思います。
作者に感想を送ろう
コミケやコミティアなどのイベントで同人誌を買って読んだ後で、その本が良かった、心に残った、と感じた場合、その本の作者に感想のメール等を書いて送ることをお勧めします。
私はサークルの立場ではありませんが、長年の経験からわかってきたことがあります。
本を作った作者さんは、私のような一般参加者が想像している以上に読者からの感想を貰えていない可能性が高いです。
せっかく良い本を作った作者さんでも、感想が全く来ないために「今回の本は良くなかったな」と感じている可能性もあるでしょう。
本を読んで良かったと感じても、言葉にして伝えなくては伝わりませんので、もしそれを伝える手段があるならぜひ伝えて欲しいと思います。
もっとも、一般参加者からすると、本の作者は「友人・知人」というわけではありませんし、もし感想を送りたいと思っても、文章を書いてメール等を送ることは非常にハードルが高いものです。
「うっかり失礼なことを書いて気分を害したらどうしよう」と不安になることもあると思います。
ですが、もし多少文章が未熟だったとしても、それ以上に作者さんには感想そのものを喜んでもらえる可能性が高いと思って良いです。
もちろん、それは絶対ではありません。
「感想などいらない」、または、感想は貰い慣れていて「今さらそれほど嬉しくない」という作者さんも少しはいるでしょう。
ですが、感想をもらえると嬉しいと思う作者さんのほうがずっと多いと思います。
「感想は不要と明言している」「メールアドレスの記載が事務用のものしかない」など、感想は不要だと判断できる根拠が無い限り、基本的には感想は喜んでもらえるものと考えて送ると良いと思います。
とはいえ、感想を書く上で注意が必要な点もあります。
思うことは色々あるので、これから何回かに分けて書こうと思います。
ただ、細かい点は色々出てくるかもしれませんが、感想を送る相手は通常は友人のようなよく知っている人ではありませんので、これだけは押さえておきたいという点を挙げるなら
- 相手が不快になることは書かないようにする
ということになると思います。
感想を送る目的は、素敵な本を作ってくれた作者さんに思いを伝えることで、作者さんに喜んで欲しいということもあるでしょう。
不快な内容によってその喜びに水を差すのは良くありません。
もっとも、どのような内容で不快になるのかは人によるので、絶対の正解は無いのが難しいところですが……
基本的には作者も「自分と同じ感性を持った人間」であり、「もし自分がこの文章を受け取ったとして不快にならないか」ということを基準に文章を見直すようにするのが良いかと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。