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敵の強さのインフレ――『BLEACH 千年血戦篇』第2話「FOUNDATION STONES」【アニメ感想】

BLEACH

引き続き、『BLEACH 千年血戦篇』の感想です。

  • TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
「BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-」TV東京系にて2023年7月より放送開始

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

https://bleachanime.com/story/?id=02

竜ノ介の伝令神機を介し、謎の侵入者による尸魂界襲撃事件とその被害の甚大さを聞いた一護たち。その場は解散となるも、落ち着かない一護が町内を見廻っていると、かつて行動を共にした破面、ネル・トゥとペッシェ・ガティーシェが虚圏からやってきた。虚圏もまた正体不明の敵に攻撃されており、一護に助けを求める二人。虚圏へ向かおうとする一護たちの前に現れたのは、浦原喜助だった。

©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
https://bleachanime.com/story/?id=02

感想

今回も懐かしいキャラクターが続々登場しました。
護廷十三隊の隊長たちは顔見せ程度でしたが、浦原喜助ネルペッシェといったあたりが登場。一護たちに加わりました。

殺伐した展開が続いていますが、やはりネル達はなんだかその場の空気が和ませる雰囲気があります。

さて、一番隊の雀部副隊長が殺されたことで話の流れが大きく動いた感があります。
名も知れぬ隊士も何人も殺されているので特別扱いされるのは不公平な感もありますが……
これまで、いくつもの章でレギュラーキャラとして登場していた隊長・副隊長は作中で死ぬことは無いだろうという思い込みがありましたので、連載当時もインパクトは強かったと思います。
まあ、雀部さんは副隊長の中で最も地味なキャラで読者人気も高くなかったために犠牲者に抜擢されてしまったのだろうと当時は思っていましたが……

あれだけ強かった虚圏のキャラたちが新キャラに手も足も出ないという流れは、いかにも少年漫画にありがちな「戦闘力のインフレ」だと思います。
まあ話の構成上、仕方のないところでしょう。
そのようにレベルも違いどんな技を使うかわからない敵が相手なのに助けに行こうと即断する一護は、客観的に見たら無謀だと思いますが、まあ少年ジャンプ漫画の主人公らしくはあります。
読者としても、仮に今の段階で一護が勝てないにしても、主人公がここで殺されるわけがないと思いつつ見ていたと思います(作中で生き返ることが可能な作品なら話は別ですが)。

石田が一護たちに同行しませんでしたが、当時は石田も何だかんだでついていくことになるだろうと思っていてあまり気にしてませんでした。

さて、ティア・ハリベルが虚圏を実質的に統治していたという話は興味深いところです。
ただ、ネルのセリフから、スタークが死んだということが明確になりました。
スタークは過去の章で確実に死んだという描写が無く、生き残っていることに期待していた人も多かったかと思います。結構好感の持てるキャラでしたし残念なところでした。

さて、破面篇では敵だったとはいえ、ハリベルと同様、ハリベルの部下3人や藍染の側近2人が生き残っていたのは良かったと思います。憎々しい敵に一矢報いて欲しいと感じていました。


そういえば、破面篇の登場人物のうち男性キャラはほとんど壊滅状態ですが、女性キャラは生存率が結構高いですね。
いなくなったのはリリネットくらいでしょうか。
せっかく生き残ったのだから護廷十三隊と手を組んで欲しい、と思ったものですが、さすがにキャラが多くなり過ぎて活躍させづらいところでしょうか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

突入するにしても、もっと十三隊とかの味方に連絡して大勢連れていったほうが良かったんじゃないのかな?

もちろん可能ならそうしたでしょうけど、そう簡単に呼べる距離では無かったのかと。

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