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恋愛要素――リコリス・リコイル「7 Time will tell」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き、アニメ「リコリス・リコイル」を見た感想です。

今回分でようやくdアニメストア公開分の最新話に追いつきましたので、次回からは更新が週1回になります。

  • 「リコリス・リコイル」公式サイト

オリジナルTVアニメーション「リコリス・リコイル」公式サイト
オリジナルTVアニメーション「リコリス・リコイル」2022年7月放送開始!

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

オリジナルTVアニメーション「リコリス・リコイル」公式サイト
オリジナルTVアニメーション「リコリス・リコイル」2022年7月放送開始!

ミカの元に一通のメールが届いた。たまたまメールを覗き見た千束は、楠木が自分をDAに連れ戻そうとしているんじゃ!?と勘繰り騒ぎ立てる。計画を阻止するため、リコリコの4人は力を合わせ、ミカには内緒で待ち合わせ場所のBARに突撃する!

©Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11
https://lycoris-recoil.com/story/?id=ep07

感想

今回は戦闘描写はありませんでしたが、今まで断片的に示された情報が色々とつながった重要な回だったと思います。

この作品の象徴ともいえる折れたスカイツリー。
その事件について、千束が一人で戦ったことは第一話から触れられていましたが、折った犯人は真島だったそうで。真島率いるテロリスト集団を、幼い千束が一人で倒したとのことです。

そして千束は、アランの技術を使った心臓を埋め込まれることで命を救われているのですが、その千束を救った人というのが、ミカの旧友でもある吉松シンジ
これまでの感想であえてシンジについては触れていませんでしたが、今までの事件のキーとなっていた人でもあります。

千束を救う条件として、千束が救ったのがシンジであることを秘密にするとミカと約束をしていました。

そして、特異な才能を持つアランには使命があります。千束の特異な才能とは、殺しの才能。その才能を世のために使わなくてはいけない様子。

そしてこれは推測ですが、今までの事件も、千束に殺しをする決断に至らせるためにシンジがロボ太ジン真島に起こさせていた物のようです。
今後、追い詰められた千束がどう決断するかがテーマになっていくものと思われます。

さて、今回は箸休め的な要素も多かった回だと思います。
ミカと誰かが会う」という話から始まりました。

千束は、その相手が楠木司令だと思いこんで、千束自身を本部に引き抜く話をするのだと考えました。


それはまあ十分あり得る話だとは思いますが、4人で尾行するのはちょっとどうかと思います。

夜間とはいえ、クルミは外出して大丈夫なんでしょうか。
対外的には死んだことになってますし、車で待機ならともかくバーに乗り込むとは……
それに、前話では危険だから千束たきなが一緒に行動するようになったはずで、まだ危険が去ったわけではなく、むしろ千束の危険は高まった状況だと思われます。
ミカが会う人が不明な状況である以上、自重したほうが良かったのでは、と思いますが……

さて今回は、恋愛につながりそうな要素が色々あった回でもありました。

ミカ楠木司令が愛人関係にあるという説から始まりました。
これは、千束ミズキが全否定していました。
いやいや楠木司令だって十分あり得るのでは……
と、その時は思ったのですが、どうもミカにとって、女性が恋愛対象でなかったようです。
というか、シンジがその対象……?

第4話で、千束たきなに、探していて会いたい人がいるという話をしてました。
その時に千束は気付いていませんでしたが、その相手とは吉松シンジであることは、視聴者に明確に示されていました。
相手がシンジであることに千束が最後まで気づかないか、最終話近くで判明する展開か、と思っていましたが、今回あっさりとわかってしまいました。

千束の想いは恋する女の子のような雰囲気。探し求めていた相手の正体が判明した時の嬉しそうな千束の表情は、まぶしいくらいでした。
千束に一目惚れした身としては、正直なところ、千束の恋愛要素には複雑な気持ちもあります。
とはいえ、例えば千束が死ぬ展開になるよりは、想いが叶う展開のほうがずっと良いです。

もっとも、どうやらシンジは千束に使命を果たしてもらうことのほうが大切な様子。
おそらくそれが千束を救う道なのでしょうが……

一方、千束に自由な時間を与えたいというミカ。
心情的にはミカを応援したいですが、どうなることか。

千束のことを思ってシンジに声をかけるたきなも良かったです。
千束の思いを知ってるからこそですよね。
いい友達だと思います。

シンジの応対に千束は複雑な思いを抱いたでしょうけど、それを微塵も見せない健気さ。
その後のミカへの言動や翌日の明るい表情は、切なくも頼もしい印象を持ちました。
本心を隠して明るくふるまっているのかと考えると切ないですが、とはいえ、この皆を元気にさせる千束の明るさは素晴らしいです。

さて、フキミカに憧れているのか、ミカの前ではかっこいい姿を見せようとしている様子。
こちらは非常に微笑ましく、もしそれが恋愛感情なら、年齢差はあるにせよ、ぜひフキの想いが叶って欲しいと応援したいところなのですが……
残念ながら、ミカ側の好みの問題により、成就する可能性は極めて低そうです。

次回の展開予想

さて、今回も真島ーロボ太の作戦が着々と進んでいました。
次はあの新しい電波塔を破壊するとの宣言がありましたが、さてどうなるか。

破壊が成功してしまう可能性もありますが、どちらかというと、クルミを中心に何らかの情報を得て、阻止に向かう流れかなと思います。
情報を得て、秘密裡に千束たちと本部と協力体制が敷かれる感じですかね。

どこかで、千束はどうしても敵を殺さざるを得ない状況に追い込まれそうに思いますが、話数はまだまだ残ってますので、極限状況に追い込まれるのは少し先かなと。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

千束ちゃんは、たきなちゃんのことが好きなんじゃないかな?

それは正しいと思いますが、千束さんは喫茶リコリコの関係者全員を好きだと思いますよ。

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