さて、始まりました。
アニメ「トモダチゲーム」です。
「トモダチゲーム」とは、『別冊少年マガジン』にて連載されている作品で、2022年4月にアニメ化されました。
これから、このアニメを視聴した感想を書いていこうと思います。
なお、書くにあたって、以下の条件をつけようと思います。
- アニメで放映された部分よりも後の展開については書かない
私は原作の展開を知っていて視聴するのですが、原作の展開を知らない人が記事を目にする可能性もあるわけです。
感想を書く以上「その話」のネタバレが出てくることは避けられません。これはやむを得ません。
とはいえ、「その話よりも後の展開の話」は、「話の流れから明らかに予想できる」こと以外は書くことを控えようと思います。
そして、もう一つ。
- キャラ「心木ゆとり」が可愛いくて気に入っているというポジションで書く
この路線のまま最後まで進めるかは保証の限りでないですが、少なくとも最初はこの路線で進んでみたいと思います。
まあ、登場しない期間は臨機応変に応援するキャラを変えるかもしれません。
なお、展開を知っているため、このブログ恒例の「次回の展開予想」はトモダチゲームでは行いません。
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
高校生・片切友一は、友人の美笠天智、沢良宜志法、四部 誠、心木ゆとりとともに、慎ましくも充実した日常を送っていた。
ある日、クラスで集めた修学旅行費200万円が盗まれる事件が発生。さまざまな疑惑が巻き起こる中、突如5人は何者かによって拉致されてしまう。
見知らぬ部屋で目を覚ました友一たちの前に現れたのは、「マナブくん」と名乗る謎のマスコット。そこで彼らが、2,000万円もの借金を抱えていることを告げられ――
© 山口ミコト・佐藤友生・講談社/「トモダチゲーム」製作委員会
https://tomodachi-anime.com/story/01.html
感想
始まりました。
主要登場人物5人は高校生で、外見は平均的な高校生と異なったところは無いのですが、アニメの演出に出だしから「怖さ」を感じさせる雰囲気があり、万人に薦められる作風では無い印象です。
主要登場人物が高校生とはいえ、子供向けというよりは大人向けの作品でしょう。
まあ、中高生でもミステリーな話も読んでいる人は読んでいるでしょうけど……
今日は初回ということで、登場人物紹介や最初のゲームの紹介がありましたが、文字での紹介が多く、一瞬で読み切れない量が画面に映りました。初見・流し見の層はあまり重視してないのかなと思いました。
話の流れを追っていくうちに登場人物やゲームのルールも頭に入ってくるでしょうけど、出てくる文字を読み切れないうちに先に進んでしまう感じで、ストーリーを知っている人や、一時停止や巻き戻して何度も見る人でないと流れを追うのは大変かもとは思いました。
まあ、話を知っている人にとってはテンポ良くて良い感じだとは思うんですが、トモダチゲームはゲームのルールと心理描写が重要な作品だと思うので、繰り返し見て理解することを推奨、という感じですかね。
登場人物の声はほとんど違和感なかったです。友一、志法はこんな感じの声だろうなと思ったし、美笠天智はちょっと低いかなと、四部誠はずいぶん明るいなとは思いましたが、違和感というほどではなかったです。
そしてゆとりの声もすごく可愛いくて良かったと思います。
マナブくんが登場した時、ゆとりがマナブくんについて説明しながら驚いていましたが、これはいかにも視聴者向けでわざとらしいというか……「自己紹介はいらないみたいだね」とマナブ君が言ってましたが、ゆとり以外は知らなかったのでは?
マナブくんの声は高いけどかなり似合ってる気もします。可愛らしくも不気味な感もあるというか。
それにしても、マナブくんは意外と大きいなと思いました。原作準拠でしょうけど、マナブくんが友一や天智と話している様子を見ると人形の割にはかなり大きくてふとましい印象があります。
運営の月野さんやマリアも早くも登場しました。
マリアは容姿も可愛らしいですが声も可愛らしく、アイドルっぽさがあります。
月野さんは凛とした冷静な女性という雰囲気でかっこいい感じです。
月野さんのセリフの時にマスクをした人たちの絵がありましたが、アニメ化が3年前だったら違う画像になっていたのでしょうか。
さてストーリーについて。
天智の言っていた通り、状況は拉致監禁で相手は犯罪者のような気がします。
相手が犯罪者なら、その人たちが開催するゲームで参加者が勝てる可能性が本当にあるのか。
とはいえ、そのあたりはそういう世界観として受け入れる必要があるでしょう。
提示されたゲームのルールや条件は絶対に守られる前提にしなくては、ゲームを楽しむ以前の問題ですしね。
とはいえ、400万円は大金ですし、四部ならともかくそれ以外の人があっさり参加に同意したのはどうか。友一の反応が自然だと思いますが、友一も最終的に同意してしまいます。なんというのか、同調圧力を感じました。
ゲームを監視していたマリア達は、友一達の表情から気持ちを読み取っていていましたが、すごい観察力です。ゲームでたくさんの人を観察しているとわかるようになるんですかね。「心を読むことが出来る」というのはさすがに無いと思います。
志法とゆとり、それぞれが友一を好きなような描写があって、二人それぞれ可愛かったです。
志法が赤くなる様子も、友一が志法の気持ちに気付いていない様子もいかにも鈍感な主人公といった感じで青春ですね。
でもそれよりさらに、ゆとりから友一への、やや照れたような可愛い語りかけは破壊力抜群でした。
友一はゆとりを大切な「友達」と言っていましたが、あれだけ可愛いくて自分のことを思ってそうなのに、友達以上の存在ではないんですかね。
まあでも、恋愛感情に鈍感なのは作品の主人公にありがちではあります。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
ゲームで「いいえ」が続いたけど、やっぱり誰かが深読みしてたんじゃないかな。「1週間」を「休日は除く」と思い込んだとか、1+1は田んぼの田とか。
いえ、4回も続いた以上、さすがに悪意の可能性のほうが高いかと……