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「歌は時空(とき)を超えて3」京町セイカwith StyleKYOTOオーケストラコンサート 感想

雑記

「歌は時空(とき)を超えて3 京町セイカwith StyleKYOTOオーケストラコンサート」を見ました。
このコンサートは、京都府精華町の公式キャラクターである京町セイカさんを中心としたボイスロイドキャラクターたちによるオーケストラ公演で、ライブ配信とアーカイブ配信を通じて届けられました。
ちなみに、私が見たのは生ではなくニコニコ公式生放送で配信されたアーカイブです。

京町セイカ with Style KYOTO管弦楽団
【運営からのお知らせ】 コンサートの開演は16時30分になります。 歌は時空を超えてⅢ 京町セ...

ボイスロイドでお世話になっているセイカさんがどのようなパフォーマンスを披露するのか、興味を持ちつつ視聴しました。
実際のステージは、オーケストラの演奏を背景に、セイカさんをはじめとするボイスロイドキャラクターたちが登場して、イメージは人形劇に近い感じですが、歌やトーク、寸劇を織り交ぜたミュージカル風の印象でした。

セイカさんのトークでの話し声はボイスロイドよるものと思われますが、自然な話しぶりは、裏に声優がいるのではという印象でした。
まあ、普段からセイカさんの声を聴いている身としてはその点については驚きはしませんでしたが……

前半は、ワルツや舞踏会を思わせる曲が中心でした。
特に印象的だったのが、セイカさんが歌う「極星への矢(そらへのアクティネス)」です。
セイカさんの伸びやかで透明感のある歌声がものすごく綺麗でした。
この曲はコンサートの序盤でしたが、私にとって最も印象深い歌だったと思います。

また、「ふるさと納税」をテーマにした小ネタが随所に見られました。アンコールでもふるさと納税が強調されていたところをみると、精華町の行政の意向が反映された部分もあったのかもしれません。

ゲストキャラクターは総勢6人となっていましたが、前半に2人ずつ登場し、前半の途中で別の2人に入れ替わり、後半に新たに2人が登場、という感じで、セイカさんとトークを交わしたり、歌を披露したりしました。
私はセイカさん以外のボイスロイドのキャラクターはあまり知らないので、こうして色々なキャラクターに出会えるのはありがたいです。これがきっかけで新たなキャラクターのファンになる可能性も十分あるわけですし。

コンサートの途中には、観客参加型のクイズコーナーもありました。
セイカさんのトークのセリフは事前に用意されたものだと思いますが、クイズの状況に応じて分岐されたトークだった可能性もあります。
ボイスロイドであれば複数のセリフパターンを用意することも簡単かもしれませんが、いずれAI技術によって会話の自由度が飛躍的に向上する可能性も感じました。

ゲストキャラクターたちの歌声はそれぞれ個性的で、明るく楽しい雰囲気が印象的でした。
中でもつづみさんの可愛らしい声やキャラクター性に魅力を感じました。

もっとも、今回のコンサートを見て改めて実感したのは、やはり私はセイカさんの声が好きだということです。
セイカ式勉強法」と称してセイカさんの声をかなりの年数ほぼ毎日聴いてきたこともあり、私がセイカさんの声に馴染んでいるというのもあるかもしれませんが、セイカさんの歌声と存在感が、今回のコンサートですごく際立っていました。

アンコールの手拍子は乱入キャラクターである「フリモメン」がアンコールを音頭っぽく主導していました。
こういったイベントでは、アンコールをするべきかわかりにくい場合もあると思いますが、こう主導してもらえればアンコールの存在が明確にわかるという点でも良かったと思います。アンコールの音声も事前に準備されたものでしょうけど、アンコールの手拍子が起きないリスクも防げますし。

ちなみに、エンディングのスタッフロールのスペシャルサンクス欄に、クラウドファンディングに協力した人の名前として「セイ」の名前も載ってました。

という感じで、「歌は時空(とき)を超えて3」堪能しました。次の機会もぜひ見たいと思います。

今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。

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