引き続き「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」の感想です。
なお私は「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」の原作の小説を知らない状態での初視聴となります。
- TVアニメ「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

ある日フラタ村にウサ耳の女の子がやってくる。リュートを激しくつま弾きデスボイスを轟かせる彼女は、鳴かず飛ばずの吟遊詩人・スキファノイア。ツアー中に目の前で倒れてしまった彼女を見て、「メジャーデビューを目指し上京するも、いい年になってもフリーターを続ける売れないバンドマンのような悲哀」を感じたアズサは、しばらく高原の家で保護することを決意する。ところが、言い訳ばかりで現実を見ない彼女にフラットルテが業を煮やしてしまい……!?
Ⓒ森田季節・SBクリエイティブ/高原の魔女の家
https://1st.slime300-anime.com/story
感想
吟遊詩人、現世的にいえばストリートミュージシャンのスキファノイアことククのエピソードで、フラットルテの師匠っぷりやメンバーの歌合戦など見どころも多く、良い話でもありました。
終始フラットルテの師匠っぷりが良かったです。
もちろん吟遊詩人を片っ端からチェックしていたオタクっぷりも良かったですが、ククへの現状の指摘、綺麗な歌声の披露、コンサート本番前の声掛け、そして餞別のスキファノイアの曲、と、共感できる場面が多くて、今回のエピソードでフラットルテの株が爆上がり状態です。
正直なところ私はこれまではフラットルテより圧倒的にライカ派だったのですが、勝負になるかなくらいにはフラットルテの株が上がった感じです。
デスメタル的なスキファノイアの曲も、大衆受けはしないにしても別に悪いというわけではなく、固定ファンはつきそうな印象はありました。方向転換、で万事めでたしになってしまいそうなところで、最後にフラットルテがスキファノイアの曲をを推した話が本当に良かったです。
自分が本当に好きなことをするというのが何よりですよね。
まあ、仕事として受けた舞台については大衆受けする曲を歌うべきだとは思いますが。
各メンバーの歌も良かったです。
フラットルテが美声を披露したので、他のメンバーも歌う歌合戦的な展開になるのかなと思ったらその通りで楽しかったです。
ライカとハルカラはダメでした。ライカの歌についてはまあありなのではと思いましたが、ハルカラはアズサにとってのNGを引いてしまいましたね。栄養ドリンク系はアズサの思想とは相性が悪そうです。でも面白かったです。
ファルファとシャルシャは可愛くてなかなか良かったと思いましたが、作中の評価もその通りでした。
歌詞に子供っぽさはありますけど、ヒーリングミュージックのような癒される印象もあります。
ロザリーは、歌詞はちょっとどうかと思いますが歌声はすごく綺麗で、どう評価されるか気になったのですが、実際に死んだ経験がある人の言葉は刺さる的なコメントになるほどと思いました。
ベルゼブブが来た時に披露したククの歌が省略されたので、最後のお楽しみに取っておく演出だとわかりましたが、確かにしっとりいい感じの曲だったと思います。
家族それぞれ+ククの歌を詰め込んだアルバムも発売されてそうだな、というのは思いました。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
アズサさんにも歌って欲しかったよね。
一番権力のある人なので歌の方向性に大きく影響しそうですし、遠慮したのかもしれませんね。