ぼっち・ざ・ろっく――ぼっち・ざ・ろっく!　＃8　ぼっち・ざ・ろっく【アニメ感想】

ストーリー

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TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく！」公式サイト | STORY

ぼっち・ざ・ろっく

bocchi.rocks

ライブ当日。台風の影響で呼んでいたはずの家族や友達から続々とキャンセルの連絡がきてしまう。直前になってもお客さんはまばら、重い雰囲気のなか結束バンドは４人としての初ライブを迎える。

©はまじあき／芳文社・アニプレックス
https://bocchi.rocks/tv/story/?id=08

感想

ライブ当日。
台風にもかかわらずぼっち目当てできくりさんが来てくれましたが、さらに路上ライブでのファン２人も来てくれました。

まあ、無名バンドの実質初ライブということを思えば、台風がなかったとしても観客数がまばらでも不思議はないところです。
メタ的に考えるなら、ぼっちの両親はロックのファンというわけではないですが娘のことを思えば特別な事情がなければ来ないわけにはいかず、とはいえ今回は義理人情無しでのファンのみの描写に絞りたいため、来られない特別な事情として台風を設定したのかもしれません。深読みかもしれませんが。

結束バンド以外のバンドの描写がありませんでしたが、今回のライブが対バンありのライブであることは間違いありません。通常、リハーサルの順番は出演順の逆順になることが多いですので、リハーサルに続けての出番になる結束バンド以外がその場にいないことは不思議ではないです。ただ、台風ということを考えると、リハーサル後に外出するのはやや不自然な気はします。他の控室で待機しているか、観客に紛れていたかのどちらかだと思いますがどうでしょうか。

さて、結束バンドの１曲目は不調で、どうなることかと思いましたが、２曲目開始時に覚醒したぼっちのギターのイントロから本来の力を発揮しました。ぼっちファンの二人を中心とした観客の様子も演奏によって全然違っていました。一曲目から二曲目にかけて、不安そうな表情からぼっちの演奏での嬉しそうな表情への移り変わりが良かったです。
きくりさんの余裕そうな表情も良いですね。ぼっちの本当の実力を見抜いているかの感じです。
ぼっちに触発された他のメンバーの表情や生き生きした姿も良かったです。

曲が短い印象でしたが、アニメの尺に合わせるために短いバージョンで描写しているだけで、実際の曲はもっと長いと解釈しました。全3曲とはいっても20分くらいは枠をもらっているでしょうけど、アニメでフルコーラスで描写していたらそれだけでほとんど終わってしまいますからね。そのあたりはアニメ演出の都合ということで良いと思います。

二次会というか打ち上げでは「郁代」と呼ばれた時の喜多の動揺が印象的でした。最初はリョウにファーストネームを呼ばれて喜ぶのかと思いきや思いきり嫌がっていました。
「来た」「行くよ」でダジャレとは。気付かなかったです。
「きたきた」のほうが本人的に良いとは。まあ本人が望むのであればこのブログの感想も喜多さんだけは苗字呼びで通そうかと思います。今後郁代呼びが浸透したら話は別ですが。

さて、今回のハイライトはやはり虹夏とぼっちの会話シーン。
虹夏の夢とぼっちの決意を語り合い、タイトル「ぼっち・ざ・ろっく」を回収して特殊エンディング、と、あたかも最終回かのようでした。まあ話の一区切りということでしょうね。
それにしても、ぼっちがギターヒーローだと見抜かれるとは。
もちろん、いつかは見抜かれるだろうとは思いましたが、意外と早かったなという印象です。

虹夏としても、動画に上がる映像は演奏が成功した時のみで、普段から毎回上手く弾けるわけではないというようなことは理解した上で、今回のライブの演奏を聴いて気付いた、ということでしょう。前回ぼっちの両親と会って自宅でのぼっちの様子を聴いたこともヒントになったかもしれません。動画からわかる情報の内容にもよりますが。

次回の展開予想

ライブを終えて一段落ということで、続けてライブとはいかないでしょうから、前回のように日常エピソードが入ると思います。

ぼっちがギターヒーローだと虹夏にバレましたが、そこはあまり深掘りされないで進みそうな気がします。

前回虹夏と喜多がぼっち宅を訪れましたがリョウが蚊帳の外でしたので、次はリョウのエピソードの番かなと思います。今回きくりさんのファンだとわかりましたので、ぼっちと一緒にきくりライブへの参戦といった感じの流れもありそうな気がしますが、どうでしょうか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。