ワールドトリガー3rdシーズンの感想の続きです。
残すところあと3回。
最終戦がスタートすると思ってましたが……
- ワールドトリガー
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の東映のサイトから一部引用します。
遊真、修、千佳、ヒュースは栞、陽太郎らと共にそれぞれが持ち帰った情報をもとに次の戦いに向けて作戦を練るが、二宮隊に打ち勝つ為の作戦に決定的な要素が見つからない。
その最中、自分の中の撃てない理由と向き合った千佳が次の戦いでは鉛弾レッドバレットではない弾を撃つと申し出る。
千佳の火力があれば二宮にも撃ち勝てると判断した修は心配しながらも千佳が撃つ作戦でいくことを決意。
ついに運命のB級ランク戦・ROUND8が始まろうとしていた…。
©葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
https://www.toei-anim.co.jp/tv/wt/episode/summary/10/
感想
3rdシーズンの残り回数から逆算すると、今回から最終戦の試合が開始して序盤の展開まで描写されるものだと思ってましたが、マップの選択までしか描写されませんでした。
弓場隊の残りメンバーもまだ登場してませんし、最終戦完了まで描写されるのか不安なところです。
とはいえ、これだけ伏線が色々ある試合を中途半端な部分で切ることはしないでしょうし、残り2回で描き切るのでしょう。
さて、ということで、今回も私が予想していたよりもずっと丁寧に進んでいきました。
まあ確かに「にのまる」を省略するわけにはいかないですよね。前回の第9話を見た時にはうっかりしてましたが、にのまるでの対策をしたというのは伏線としてもファンサービスとしても重要ポイントです。
とりまる先輩が小南先輩に電話したシーン、小南先輩の声が漏れ聞こえていたのが面白かったです。
原作では相手の声は聞こえず、とりまる先輩の応答だけから修が相手を推測していましたが、女性の声が聴こえてしまっては推測の難易度がぐっと下がります。
とはいえ、原作になかった相手のセリフが、小声ではあったとはいえ補完されていたのが面白いです。
自然に聴こえましたが、もしかしてアドリブなんですかね。
あとは、千佳の決意を話す時のみんなの反応が印象的でした。
特に、前々回のエピソードもあって、千佳を黙って見守っている宇佐美先輩の表情が胸を打ちます。
このあたりの作戦指示の流れで、原作を読んだ時は先の展開を知らなかったわけですが、今あらためて見ると、「このセリフが伏線になっていたのか」などと色々気付かされることも多いです。
さて、最終戦の解説は珍しく3人。実況の桜子と合わせて4人体制です。
最終戦で非常に大事な試合なので、東さんや嵐山さんなど解説が上手そうな人でも良かった気がしますが、まあおそらく作品の都合で、今まで玉狛第二の解説を担当しなかった人ということになりました。
もっとも、この人選にも玉狛第二や弓場隊の大事な試合という理由はきちんとありますが、小南は身内びいきしそうですし、中立的な人のほうが良い気もします。
まあ、玉狛第二を絶対にひいきしない解説者の人選も難しいですが……三輪とかですかね。
奈良坂さんあたりは適任のような気がします。まあ今回は無理かもしれませんが。
さて、二宮さんが落とされた試合を桜子さんが話していましたが、残念ながら言葉だけで絵は映されませんでした。原作通りではありますが、もしかして補完されるかなとちょっと期待してました。
まあさすがに、ここはちょっと補完しづらいところですよね。原作が終了した作品だったらまだしも、今後どんな設定が出てくるかわかりませんのでアニメでの大胆な補完はし辛い作品ではあります。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
ヒュースもとりまる先輩に馴染んてたね。「おまえならできる」とか。
この作品は、色々な登場人物の人間関係が楽しいですよね。