引き続き「Turkey!」の感想です。
なお私は今後のストーリー展開を知らない状態での初視聴となります。
- オリジナルアニメ「Turkey!」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

利奈「──どうして勝ちたくないの?」 麻衣「──利奈はどうして?」 利奈「──」 麻衣「どうしてそんなに、苦しそうに投げるの?」 利奈「──」 麻衣「どうしてそんなに勝ちたいの? どうして楽しいだけじゃダメなの? どうしてそんなつっかかるの? どうしてすぐ、一人になるの?」 終わりと始まりの第4投目。
© BAKKEN RECORD・PONY CANYON INC./「Turkey!」製作委員会
https://turkey-project.com/story/
感想
色々な謎が少しずつ明かされつつ、利奈と麻衣が本音をぶつけ合う場面もあるという、序盤のクライマックス的な回でした。
前回、寿桃が麻衣に、麻衣たちが「未来」から来た、と指摘していましたが、寿桃たちは実は以前にも未来から来た人物と会っていて、妹が旅芸人を嫌っているのも、その人が姉を連れ去っていったからという話でした。
ということは、寿桃は未来という概念を正確に理解してる可能性も高まってきました。
そして、寿桃の一声で傑里邸にボウリングのレーンが作られることに。
さゆりたちが眠っていた数時間の間に球と球が投げられるレーンとピンが用意されていくとは、すごい技術だと思いますが、まあ木材と堅いボールがあれば良く、電気が必要な技術というわけでもないですので、意外と非現実的でも無いのかもしれません。
ただ、全く描写はされてませんでしたが、自動でピンが立つわけはないですから誰かが1回ごとにピンを立てていたのでしょう。決まった位置に10本立てるというのもそんなに簡単では無さそうな気がしますが、誰かが素早くこなしていたのでしょうか。
麻衣の母が言っていた、倒れたピンは家に帰るという言葉。ピンを全部倒すのは「みんなで一緒に帰る」ことを表す、というのはちょっといいなと思いました。
この作品のキーフレーズ、「みんなで一緒に帰ろうね」は、ダブルミーニングだったんですね。
雷が鳴る中での、利奈と麻衣のボウリング勝負。
ここでの二人の怒鳴り合いは心からの叫びという感じで熱かったです。
まあ、利奈はともかく、麻衣がこんなにも熱く怒鳴るというのはちょっと唐突だった気もしまうが、なかなかわかってくれない利奈に怒りの気持ちもあったのでしょう。
そして、ターキーの後でボールが光り宙に浮きました。
どうやら、誰かが言っていた仮説が正しかったようです。
ここで利奈が誰かの足に掴まらなかったのはさすがに宜しくなかったかと。一人取り残されてどうするつもりだったのか。
もっとも、麻衣たちもやはり利奈を置いていくことは出来ず、いったん仕切り直しとなったようです。
利奈を見捨てるという選択肢が無いのであれば、この判断は当然のこと。
雷はまた鳴ることもあるでしょうし、今日のところは仮説が正しそうだと判明しただけでも万々歳でしょう。
もっとも、ボールが飛んで行った先に自分たちの元の時代がある、という保証はないわけですが、可能性がある限り、ということでしょうね。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
前に未来から来た人って、麻衣ちゃんたちの知り合いなのかな?
ボウリング場の関係者の可能性はあるかもしれませんね。