引き続き、銀河英雄伝説Die Neue Theseの感想です。
なお、私は原作と旧アニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
ロイエンタール艦隊と、ヤンの率いるイゼルローン駐留艦隊の最初の戦いは引き分けに終わった。ロイエンタールは、事前の計画通りラインハルトに増援軍の派遣を求め、ミッターマイヤー艦隊がオーディンから出撃。しかし、その途上、艦隊の真の目的地はイゼルローン回廊ではなく、フェザーン回廊であることが明かされる。「疾風ウォルフ」の指揮する部隊は、その異名通りの速さで惑星フェザーンの重要拠点を制圧していく。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story48.html
感想
今回で4thシーズンが終わりということで、原作4巻のちょうど最後までの話になったのですが、かなり詰め込んで少し急ぎ足になったなという印象でした。
特にユリアンまわりのエピソードが短くなった印象で、ユリアンたちによる時間稼ぎの策が評価された部分はあったものの、ヘンスローとのやり取りが短くなっていたり、その後の展開が無かったりしました。もちろんこの部分は次シーズンに回されたのだとは思いますが。
ミッターマイヤーから艦隊全体に告知がありましたが、ものすごい人数の将兵が集まっていました。あちこちから一つの場所に集合したように見えるのですが、集まること自体が大変なのでは。
ミッターマイヤーによる公開処刑の部分も短くなっていて、このあたりは旧アニメのほうが部下やフェザーン人たちの気持ちが詳しく表現されていて良かった気がします。
ルビンスキーとケッセルリンクのやり取りはしっかり描写されていました。ドミニクも登場していて、目の前でケッセルリンクが殺される展開になったという展開でした。ドミニクの表情から気持ちは読み取れませんでしたが、計算高さとともに複雑な気持ちを持っていたような様子は察せられました。ドミニクの別れの言葉が印象的ではありました。
最後の場面、航路局の星図はすごく綺麗でした。
ラインハルトが星々の間を歩いていましたが、現代のプラネタリウムのように見るだけの物とは違い、こういった立体的で星々の間を歩けるような星図というのは面白いなと思いました。
実際に最新技術を駆使すれば実現しそうな気もしますがどうなんでしょうか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
みんなフェザーンに行っちゃって、イゼルローンのほうはどうするんだろう?
今は膠着状態のままにしておいて、後で何とかするつもりだと思いますよ。