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希少な女性陣の会話――銀河英雄伝説Die Neue These第39話「雷鳴」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き、銀河英雄伝説Die Neue Theseの感想です。
なお、私は原作と旧アニメは視聴済みで、その上での感想になります。

  • 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
新アニメプロジェクト「銀河英雄伝説」公式サイト
「銀河英雄伝説 Die Neue These」日本テレビアニメ枠「AnichU」にて2024/1/16毎週火曜深夜25:29〜放送開始

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

新アニメプロジェクト「銀河英雄伝説」公式サイト
日本テレビアニメ枠「AnichU」にて1/16毎週火曜深夜25:29〜放送開始

門閥貴族派の残党ランズベルク伯と、フレーゲル男爵の参謀だったシューマッハがオーディンに潜入した。密告によって、その情報を知った憲兵総監兼帝都防衛司令官のケスラーは、二人が亡命していたフェザーンの関与を確信し、ラインハルトに報告する。意見を求められたヒルダは、ランズベルク伯らが潜入した目的はおそらくは要人の誘拐であるという予測を語り、その標的として考えられる3人の人物の名前を挙げた。

© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story39.html

感想

原作第4巻の話に進みました。OPの映像は特に変わっていないようです。まあ7歳の男の子の姿もあったので今シーズンまではこのまま行くのかなとは思っていましたが。

今回は4つの場面がありました。ケスラーの報告、それに対するラインハルトヒルダの会話、山荘に行ったヒルダとアンネローゼの会話、そしてラインハルトとボルテックとの会話です。

それぞれほぼ原作通りに進んでいたと思います。最後のラインハルトが笑った部分が記憶になかったですが、笑声という表現は地の文にあったようです。

ヒルダラインハルトアンネローゼの誘拐の可能性について触れた時のラインハルトの態度の変化はかなり怖かったです。だからこそヒルダも慌てたわけですが、ラインハルトにも弱点があるということがわかりやすく描写された感じで良かったと思います。もっとも、旧アニメでの、アンネローゼを狙うのならばランズベルク伯という人選はしないだろうというヒルダの説明には説得力がある気がしたので、その説明は採用しても良かったかなという気はしました。

そして、今回の見どころはやはり後半のアンネローゼヒルダの会話だと思います。
このアニメで女性どうしの会話は希少で、帝国サイドではこの場面くらいしか思い浮かばないわけですが、アンネローゼの罪悪感にぐっとくるものがありました。
当初は暗い表情だったアンネローゼでしたが、ヒルダの説得によって護衛を受け入れる気持ちになった後の笑顔が良かったです。

コンラートの文句に対して、大人の包容力とでもいうのか、その気持ちを尊重しつつ笑顔で説得するヒルダが良かったです。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

陰謀がわかってるなら犯人を捕まえちゃえばいいんじゃないかな?

入国査証は本物とのことでしたし、まだ犯罪をしたわけではありませんよ。

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