「Wake Up, Girls!」第12話『この一瞬に悔いなし』
無印版の最終回です。
- 「Wake Up, Girls!」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
第12話『この一瞬に悔いなし』
ステージ開始の時間が近づく中、リハーサルで佳乃の様子がおかしいことに気づく真夢たち。
本番直前でのまさかのトラブル発生に、焦りを隠せないWUG!メンバー。
デビューから1年、共に励ましあい時にぶつかりながら、幾つもの壁を乗り越えてきた7人。
アイドルとして、仲間として、大きな決断を迫られる。
© Green Leaves / Wake Up, Girls!製作委員会
https://wakeupgirls.jp/story.html
感想
とりあえず思うのは、なぜ全国大会という最終局面で佳乃に怪我というハンデを負わせたのかというストーリー構成への疑問ですが、今後を考えてWUGにここでは優勝させたくなかったのでしょう。
精一杯のパフォーマンスをしながら安易に優勝させずに次へとつなぐ、といった感じかなと思います。
佳乃の怪我を知った真夢は棄権を提案します。何よりも佳乃の体を気遣い、また、7人でないと自分が納得できないとの意見にメンバーも賛同します。
これには藍里のエピソードを思い出しました。WUGメンバーの甘いところですが、良いところでもあると思います。
丹下社長の決断は描写されませんでしたが、社長も何だかんだでメンバー皆のことを思っていますから、おそらく丹下社長の気持ちも棄権に傾いていた気がします。
とはいえ、これまでの流れからして最終回で棄権というのは無いだろうと視聴者としてもわかっていたと思います。
佳乃を救ったのはI-1clubの志保でした。憎まれ口を叩きながらもI-1club関係のスタッフを呼んでステージに出られるように処置をしてもらいました。志保さんも、WUGがいずれ自分たちを脅かす存在になりそうだと感じていたとは思いますが、アクシデントなどでつぶれて欲しくはない、正々堂々と勝負して勝ちたいという潔い気持ちがあった様子。こういった真摯な姿には好感が持てますし、このエピソードで志保ファンになった人も多そうです。
I-1clubの白木社長の言葉も興味深いです。これまで敵役のポジションとして描写されていたように思うのですが、今回はアイドルグループの存在意義について、すごく良いことを語っていたように思います。
視聴者向けのメッセージでもあったのかもしれません。
ただ、もしそうならなぜ白木社長がその役割を担ったのかという違和感はありますが、そもそもI-1club自体が「ストーリー上の強敵」ではなく「WUGと対になる存在」として描かれていたのかもしれません。
ともあれ、WUGは精一杯素晴らしいパフォーマンスをして、会場が一気に盛り上がります。
一曲の中であれだけ盛り上げるのも凄いです。
もっとも、たった一曲で勝負しなくてはいけないというのも厳しいものですね。
メジャーデビューの話がきてどうなるのか、というところで無印は終了。
このまま劇場版を挟んで新章へと進んでいきたいです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
怪我がなければ優勝だったのかな?
優勝チームとどの程度評価の差があったかによりますが、その可能性も十分ありそうですね。