引き続き、銀河英雄伝説Die Neue Theseの感想です。
なお、私は原作と旧アニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
銀河帝国軍のガイエスブルク要塞がイゼルローン回廊内に出現。ヤン不在のイゼルローン要塞で司令官代理を務めるキャゼルヌは、突然の事態に驚きながらも、帝国軍の攻撃への準備を進めると同時にハイネセンへ救援を求める。一方、ヤンの査問会が続くハイネセンでは、フレデリカがヤンを救うために奔走。ヤンと親しいビュコック提督に面会し、最高評議会議長トリューニヒトと敵対している政治家のレベロにも接触していた。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story33.html
感想
今回は珍しくOP前のアバン部分がなく、OP後にイゼルローンの状況が少しあって、残りは査問会の続きなどハイネセン側の状況でした。
基本的に原作通りですが、フレデリカがビュコックを頼ろうとした時の仲介者の部分やビュコック夫人との会話内容などカットされた部分もあり、今話で査問会関連を終了させるための取捨選択の苦労を感じました。
まあ、フレデリカの「私もビュコック閣下が好きですわ」がカットされなかったのは良かったです。それにしても原作の時から思ってましたが、ビュコックがこれを家内に聞かせてやりたいと言った意図は何でしょうかね? もちろん恋愛的な「好き」では無いことは大前提でしょうけど。
あとは、ヤンとフレデリカのゴシップ記事でフレデリカの怒る気にもなれないという部分も原作と同様ではあるのですが、フレデリカの表情がむしろ嬉しそうにも見えました。
もちろん怒るマシュンゴを宥めるために「全然怒ってない」という気持ちを示す意図もあったでしょうけど、フレデリカは実際にヤンに気があるわけですから、ヤンとの仲を記事にされて密かに嬉しかったりする気持ちがあるのかもしれません。
ヤンと再会した後でフレデリカが、私は何もできなかったと謝っていて、これは原作などには無いセリフだと思いますが、そう言われてみれば確かに「ヤンの救出」という点では帝国が救世主になったわけで役には立っていなかったか、と気付きました。もちろんフレデリカが謝るようなことでは無いですが。
ヤンが辞表を出そうとしたとき、原作では電話が鳴ったと思いますが今回は人伝に連絡がありました。
これは時代の流れで手元の電話機が鳴るという状況がほとんど見られなくなったからでしょうかね。胸元の携帯電話などでも良かったかと思いますが、会議中で携帯の電源は切っていたのかもしれません。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
ビュコック提督、好きだと言われた時、奥さんに自分がモテることを自慢したかったんじゃないかな?
いえ、ただの冗談だと思いますよ。