セイ、逆ハーレム状態――「聖女の魔力は万能ですⅡ」Episode03　「式典」【アニメ感想】

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

Episode03

突然の聖女召喚は、異世界スローライフの始まりでした――　原作：橘由華『聖女の魔力は万能です』（カドカワＢＯＯＫＳ刊）、監督：井畑翔太、シリーズ構成：渡航、キャラクターデザイン：石川雅一、アニメーション制作：ディオメディア

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王宮にて「聖女セイ」の正式なお披露目会と舞踏会が開かれることになった。注目されることが苦手なセイは戸惑うものの、アルベルトからのエスコートの申し出を受ける。当日、国王の隣には聖女のローブをまとうセイの姿があった。

© 橘由華・珠梨やすゆき／KADOKAWA／「聖女の魔力は万能ですⅡ」製作委員会
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感想

今回はセイの魔力が活躍したわけではないので、箸休め回のような印象でした。
まあ、久々に国王が登場し、セイが王宮にお披露目されたということで、スランタニア王国としては重要な節目だったのかもしれませんが。

舞踏会でセイをアルベルトがエスコートして、二人が躍る様子が披露されたので、てっきりこの二人の関係が公式に認められたのかと思ったのですが、どうやら一緒に踊ること自体に特別な間柄を保証する意味合いはなさそうです。
「同じ相手と踊るのはマナー違反」とのこと。
このマナーが世界共通なのか独自なのかはよく知りませんが、ストーリー的には特にアルベルトとセイの仲が公認されたわけではなさそうです。

ともあれ、所長、ユーリ、エアハルトといった「援軍」がセイをガードしたのは心強いところですが……
どうも、女性向け恋愛ゲームを見ているような印象がありますね。選択肢か好感度かによって好きな相手とのエンディングが選べるという。
というか普通にゲーム化されていそうな気がするんですが、どうなんでしょうか。

エリザベスが第二王子とともに登場。セイは驚いていましたが、立場的にエリザベスが参加するのはごく自然で、むしろ参加しなかったら何か急用でもあったのかと心配になる場面のような気がします。
この王子が登場したのは今後の展開への伏線のような気がします。第一王子も特に悪い人ではありませんでしたが、アイラも絡んでまだまだ新展開があるかもしれません。

ともあれ、アルベルトとの仲が周囲に印象付けられたかもしれませんが決定的になったわけでもなく、前回の海外との話が進んだわけでもなく、今回は箸休めといった印象でした。

次回の展開予想

国王からセイが何やら相談を受けることになります。相談の内容は色々な可能性があって難しいところですが、前回登場したセイランが絡むような気がします。
聖女の噂を問われて、なるべく秘密にしておきたいため善後策を考えるとか、でしょうか。

あるいは逆に、国内が平和になりつつあるので、海外の窮地も救って欲しい、という可能性もありそうです。

あるいは、外国には関係なく、セイが第二王子に嫁ぐことを提案される、という可能性もあるかもしれません。今後のストーリーを盛り上げるという意味では意外とこちらのほうがありそうな気もします。
今回王様はセイがアルベルトと踊る様子を見ていましたが、特定の相手として認められたわけではないですし。
もちろんお互いの意思を尊重する態度は見せるでしょうけど、話の展開としては面白くなりそうな気もします。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。