引き続き「聖女の魔力は万能です」の第2期のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。
- 「聖女の魔力は万能ですⅡ」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
元いた世界と同じ農産物を探し求めて、港町モルゲンハーフェンを訪れたセイ。その船着き場で事故現場に遭遇するが、お忍びのため回復魔法は使えない。助けを求めるセイラン船長に手持ちのポーションを渡し、セイは立ち去るが……。
© 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能ですⅡ」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/story/02.html
感想
今回から米を探す旅になるのかと思いきや、あっさりと見つかって皆に和食をふるまうという流れになりました。
第1期の時から薄々感じていましたが、この作品のストーリー進行のテンポはものすごく早いですね。
まあそのほうが見ていて飽きないというのはありますが、テンポが速いということは、達成した時の感動が薄くなったりしないかが心配になったりもします。
さて、アルベルトとセイの関係がどうなるかという点が今期の見どころの一つだと思いますが、アルベルトの立場としては、早くはっきりしないと気が気でないのではと思います。セイの周囲はやたらと美男子が多く、ユーリのように馴れ馴れしい人も一部にはいますが、基本的に好青年と呼べる人が多いです。視聴者視点ではセイの気持ちは割と明らかだとはいえ、アルベルト本人の立場では、自分が本命だと自信を持てるものでもないと思います。
まあとはいえ、作品内ではくっつかないで欲しいという気持ちもあります。当初独身だった主人公のメインヒロインが作品途中で結婚するというのは、関連商品の売り上げにも影響しそうな気がします。
さて今回セイたちは、異国で大けがした人を見過ごすかどうかの選択に迫られました。
これは結構難しいところで、緊急事態であれば、「人の命は何よりも優先する」という考え方も有力だと思います。
ただ、そのためにセイの身分がバレると、今後の活動に支障を来たし、将来的に救えるはずだった命を救えなくなるという可能性もあるわけです。
「頂き物ということにしてポーションを渡す」というのはセイにとっての最大限の妥協点。良い判断でしょう。
今回の新キャラは交易船の船長のセイランさん。
名前に「セイ」がついている部分が今後の何かの伏線なのか気になるところ。
米のほかに唐辛子などセイのよく知っている食糧をたくさん運んでいましたが、その貿易の相手国も気になります。
まあ日本そのものということは無いでしょうけど、日本によく似た文化を持つ国という可能性は大いにありそうです。
さて、セイは手に入れた食材をアイラにおすそ分けしました。
アイラは召喚された当初に泣いていた印象が強く、日本のことを思い出させるのは涙腺を刺激されるのではと心配になるのですが、セイの好意を素直に喜んでいました。
もう2年経ったわけですし、吹っ切れてこちらの世界に順応したのだとは思いますが、食べ物から昔を思い出したりしないのでしょうかね。
まあ、思い出しても仕方のないことですし、いつまでもくよくよせずに前を向いて生きる、という前向きな性格なら良いのですが。
食事会にアイラを招待するのならエリザベスも呼べば良いのにとも思いましたが、まあ基本的にセイが身内のために作った食事だから本来はそこまで大々的にするつもりはなかったのでしょう。
アルベルトとアイラはセイとしては招待しない選択肢は無いですし、ユーリは断っても無理に割って入ってきそうです。
次回の展開予想
セイランさんがポーションの贈り主を探しますが、当然見つかるはずもなく、スランタニア王国に秘密がありそうだと感づくと思います。
そして、スランタニアには凄い聖女がいるという噂を耳にすれば、何となく事情は想像つくことでしょう。
まあ、セイの秘密は隠しきれるものではないと思います。
一方、セイの和食は好評だったと思いますが、セイランから譲ってもらった食材にも当然限りがあると思いますので、オスカー側からも再度セイランに接触することは考えられます。
そして、米を始めとした食材が豊富であるという、ザイデラ国の貿易相手国を目指す展開も考えられますが、果たしてどうでしょうか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
セイちゃんの手作りの和食、美味しそうだったね!
私たちにもセイさんに作って欲しいですね。