引き続き、アニメ『ウマ娘 プリティーダービ― Season 3』を見た感想です。
史実をよく知らない状態でアニメ初見での感想を書きます。
- TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービ― Season 3』公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
凱旋門賞に向けてフランスに旅立つダイヤ。
©Cygames, Inc.
見送りに行ったキタサンはどこか上の空。
その理由は、宝塚記念以来、自分の体がイメージ通りに動かないという戸惑いからだった。
大丈夫だと自分に言い聞かせながら、トレーニングを続けるキタサンだったが……
https://anime-umamusume.jp/story/
感想
結構心の痛む回だったと思います。
キタサンブラックがピークを過ぎていたとは。
もちろん、ウマ娘のレースに限らず、どんな競技の選手にもピークは存在するでしょうけど、ウマ娘は何となく右肩上がりに永遠に成長し続けるイメージがありました。まあ、そんなわけはないですが。
もっとも、今回明言されたのは、ゴールドシップがピークを過ぎた経験を持っていることのみですが、暗黙の了解で、スピカのキタサンブラック以外のメンバーは、ゴールドシップ以外も皆ピークを過ぎた設定だと思われます。
今回の話でもそうですが、キタサンブラック以外のスピカメンバーは、今シーズンはレースに出走どころかトレーニングの描写すらあまり見かけません。
引退したという描写もありませんでしたので、メンバーは皆走ろうと思えば走れるのでしょうけど、全盛期から力は落ちているでしょうから余程タイミングが合わない限り自分では走らないというポジションかもしれません。
キタサンブラックの凱旋門賞挑戦は、サトノダイヤモンドに比べて唐突な感はありましたが、とはいえ回避を決めた後で商店街の人たちへ謝ったシーンではちょっと泣けました。
商店街の人たちは皆キタサンブラックのファンですし、キタサンがそう決めたのなら皆も心から応援するでしょう。ただ、それでも謝るのがキタサンの誠実さですし、良い場面だと思います。
サトノダイヤモンドの凱旋門賞の扱いが妙に軽かった印象がありました。
サトノダイヤモンドもキタサンブラックと並んで今Seasonの主役ですし、凱旋門賞挑戦はストーリー上とても大きなテーマだったように思うのですが、結果が惨敗だったようなので詳しく描写し難かったという事情はあるかもしれません。
まあでも、負けたなら負けたで、どういう負け方をしたのかくらいは描写されるかと思ったのですが。
さて、キタサンブラックが天皇賞秋に勝利してついにG1勝利の6勝目。
出遅れた時点ではサトノクラウンが勝つかと思いましたが、意地で勝利をもぎ取りました。
「逆境からの復活勝利」という意味では前シーズン最終回のトウカイテイオーと似た状況だったと思いますが、今回の描写は勝利の喜びよりも、何かを悟ったような苦しさのほうが勝った描写でした。
色々あって大きな決断をした末に出走したレースでの勝利ですから、勝利の喜びの描写が大きくても良いと思うのですが、まあ次回のストーリーへの都合上そういう描写になったのだと思います。どんな都合かは私はわかりませんが、どうなることか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
ルービックキューブの色が揃ってたのが地味にすごいね!
現在は参考になるWebサイトも多いですし、揃えるのは意外と難しくないのかもしれませんよ。