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アイラ頑張れ――「聖女の魔力は万能です」Episode07 「章間」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「聖女の魔力は万能です」のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。

  • 「聖女の魔力は万能です」第1期サイト
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なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

TVアニメ「聖女の魔力は万能です」公式サイト
突然の聖女召喚は、異世界スローライフの始まりでした―― 原作:橘由華『聖女の魔力は万能です』(カドカワBOOKS刊)、監督:井畑翔太、シリーズ構成:渡航、キャラクターデザイン:石川雅一、アニメーション制作:ディオメディア

セイと同時に聖女として召喚された、もう一人の人物――御園愛良(ミソノ・アイラ)。セイのように放置されることなくカイル王子に保護されたものの、彼女は突然の異世界に戸惑い、元の世界に戻れないと知り涙を流した。カイル王子はそんなアイラの世話をやき、王立学園に編入させる。アイラ自身も自分にできることを頑張ろうと、魔法の勉強に励んだ。しかし、彼女を偏重しすぎるカイル王子の姿勢が影響し、アイラは学園内で孤立してしまう。その状況をなんとかしようと、エリザベスはアイラに声をかけるが……。

©2021 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能です」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/1st/story07.php

感想

これまでこの作品のストーリーの展開から「放置」されていた、カイル王子とアイラ側の状況が描写されました。

まず意外だったのが、カイル王子はカイル王子なりの信念と正当性を持って行動していたこと。
てっきり独善的で尊大で自分勝手な人物かと思っていたのですが、少なくとも自分たちが勝手に召喚したアイラに対しての責任は果たそうとしていました。
セイを侍女か何かだと勘違いしたそそっかしい欠点や、自分の間違いを素直に認められない頑固な一面はありそうですが、少なくともこの国の将来を真剣に考えているのは確かなようです。

アイラは最初元の世界に戻れないと知って泣き出してしまいましたが、むしろセイのようにあっさり順応するほうが例外的で、アイラの反応のほうが普通だと思います。

カイル王子の、すべてが片付いたらアイラが元の世界に戻れるよう努力するとの言葉は頼もしいです。今の時点で確約できないのも誠実さだと思いますし、きっと誠心誠意努力してくれるでしょう。

アイラ自身の性格は、やはり見た目通りというか、素直で、やや内気な部分もあるけど頑張り屋といった感じのようです。
アイラがよくカイル王子の傍にいるのは、アイラの意志というより不可抗力的な要素が強いと思います。
そのあたりの事情はエリザベスは知っていると思いますが、エリザベス以外の同級生たちは知らないのでしょうか。
まあ、知っていたらカイル王子に特別扱いされるのもやむを得ないと考えそうな気もしますが、仮に知っていても妬みの対象になることもあるかもしれません。

エリザベスアイラに接近した場面。エリザベスの意図は他の学友とは違うと思いますが、カイルからはそうは見えなかったのでしょうね。これはどちらが悪いというわけでもない不運なすれ違いだと思いますが、カイルは自分の婚約者をもっと信じても良かったのでは、とも思います。

次回の展開予想

アイラ側の話をもう少し続けて欲しい気もしますが、セイ側の視点に戻る可能性もそれなりに高そうです。

カイルエリザベスは婚約者とはいえどのくらい親しかったのか不明ですが、現時点で感情のすれ違いが発生していますので、そのあたりを発端として何か事件が発生するかもしれません。

あるいは、セイが聖女という勢力が大きくなって、カイル王子が耐え切れずに何か策を仕掛けてくる可能性も考えられます。

いずれにせよ「なぜか二人召喚された」という点はいずれ解決するべき伏線ですから、それに向けての何かが起こりそうな気はします。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

アイラちゃん頑張ってるのに妬まれてかわいそうだね。

事情をわかっていそうなエリザベスさんに頑張って欲しいですね。

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