引き続き「聖女の魔力は万能です」のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。
- 「聖女の魔力は万能です」第1期サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
再び「聖女の術」を放ったセイは、その発動条件に自ら気づき困惑していた。一方、セイの能力を目の当たりにした傭兵団のレオンハルトは仲間として勧誘しようとするが、彼女が聖女だと知り、仕方なくあきらめる。そして、いよいよ本格的な討伐が開始される。「聖女の術」が必要となる事態も考えられるが、セイはアルベルトに発動条件を打ち明けることはできなかった。クラウスナー領の森は思っていた通り、珍しい植物にあふれていた。アルベルトとレオンハルトに護衛されたセイは、ワクワクしながら森の奥へと向かう……。
©2021 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能です」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/1st/story11.php
感想
「聖女の術」の発動条件にセイ自身が気付いて色々実験していました。
ユーリあたりが発動条件を解明するのかと思ってましたが、確かにセイは研究者の素養があるわけですし、ユーリに頼らなくても自力で解明することも可能だったかもしれません。
とはいえ発動条件がわかって自在に発動できるようになったとして、何度も使っていたら遅かれ早かれユーリにはバレてしまうと思いますけどね。
ところで、そのユーリがなぜかアイラを勧誘しました。
ユーリが登場すると展開がコミカルになる印象があって楽しいです。今回も「静かにするように」と言われた傍からドタバタ走ってましたし。
それにしても、アイラのここでの再登場は意外でした。いずれ再登場すること自体は確実とはいえ、セイが遠征で地方に行っている間は王都残留組の登場はお休みだと思っていたので。
ユーリが勧誘したということは、アイラもただの一般人ではなく何かのキーパーソンだったという流れになりそうですが、どうでしょうか。
レオンハルトがセイに故郷の話題をふっていましたが、セイに故郷の話題をふるのはNGに属する気がするのですが、大丈夫でしょうか。まあアイラと比べてセイはかなり割り切ってる気がしますが、故郷の話題をふられてこの世界の王都の話をしたあたり、やはり「元の世界に戻れないかもしれない」という気持ちはあるのでしょう。
スライムが難敵として扱われていたのは興味深いです。物理攻撃が効かずに形を自由自在に変えて攻撃することを考えれば難敵なことは間違いないわけですが、セイが元いた世界が現実世界と同じ日本ならば「ドラゴンクエスト」シリーズが流行して、そのゲーム上でスライムとは弱い敵だと認識されていた可能性もありそうです。まあ特定の作品の話ですから、仮にドラゴンクエストシリーズが流行していたとしてもセイがプレイしていなかった可能性もあるかもしれません。
ともあれ、スライムに対してピンチとなり、その窮地を救ったのはアイラとユーリ。
なぜアイラがここで登場したのか。その理由は次回へ、という流れになりました。
確かに、アイラは魔法優等生とはいえ、ユーリがここにアイラを連れてきたということは戦力増強以外の意味もありそうですが、果たしてどうでしょうか。
次回の展開予想
セイの魔法ではなくアイラの魔法が窮地を救ったわけですが、やはり聖女はセイ一人ではなくて、セイとアイラ二人が聖女だったという結末になりそうな気がします。
ユーリは鑑定能力があるわけですから、アイラを鑑定したところ聖女だと判断、急遽セイたちの増援のために連れていった、という流れでしょうか。
あるいは、セイとアイラがお互いの苦手な分野を補い合う能力を持っていて、二人合わせて聖女だったという流れも考えられなくはないですが、今のところセイの苦手な分野がわからないのでこちらの可能性は低いかもしれません。
まあ、セイが聖属性が得意で、アイラはそれ以外の攻撃属性が得意というような感じでの役割分担はあるかもしれませんが。
いずれにせよ、アイラがここで再登場したということは、どちらが聖女かの問題にも結論が出て、クラウスナー領が二人の能力で救われて一件落着めでたしめでたし、という流れになりそうな気がしますが、どうでしょうか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
セイちゃん、聖女の術の発動条件がわかったんだから、ピンチになった時点で一気に倒しちゃえば良かったんじゃないかな?
まだ実験途中でしたし、大量の敵を術で一気に倒せる威力が出せるとは限らなかったのでしょう。