さて、不動産トリプルクラウンをめざす「めざせトリプルクラウン」のシリーズ。
無事、三冠を獲得して終了となりました。
- 宅建試験
- マンション管理士試験
- 管理業務主任者試験
タイトルの「三冠、釣り上げ!」は、「ウマ娘 プリティーダービー」のゲームでセイちゃん(セイウンスカイ)が三冠を達成した時に出現する特殊イベントのタイトルです。
もともとウマ娘のセイちゃんにちなんで狙ったというのもあるので、三冠報告の記事のタイトルはそれにしてみました。
これでセイちゃんとお揃いの三冠ウマ娘ですね!
いやいや、「三冠」という部分だけはお揃いかもしれませんが、私自身はウマ娘でもなんでもないですよ。
実質的に「マンション管理士試験」が鍵
不動産トリプルクラウンは三つの資格を取った時の称号ですが、この中ではマンション管理士試験が頭一つ抜けて難易度が高いですので、トリプルクラウン獲得は実質的に「マンション管理士試験」に合格できるかどうかにかかっているといえます。
マンション管理士試験と管理業務主任者試験は、出題範囲がほぼ同じで合格難易度に差がある試験ですので、マンション管理士試験に合格できるようなら管理業務主任者試験は苦にしないと思われます。
一方、宅建試験は他の二つとは出題範囲は異なります。ですので、理論上はマンション管理士試験合格者でも宅建試験に苦戦する可能性はあります。ですが……
宅建試験はこの3つの中で圧倒的に知名度が高く、サイトや参考書も豊富です。合格率もマンション管理士試験よりずっと高く、マンション管理士試験のほうが宅建試験よりもずっと難しいとされています。
マンション管理士試験の受験者には宅建試験合格者が多く含まれると思われます。
それを考えると、「不動産トリプルクラウン」は、実質的に「マンション管理士試験合格」が出来るかどうかが最大のポイントであることは間違いないと思います。
宅建試験に事前に合格してから管理業務主任者試験に合格して、5点免除を取得してからマンション管理士試験合格を目指して、マンション管理士試験合格と同時にトリプルクラウン獲得というパターンが多いように思います。
三冠を一気に取得するためには
同一年度にトリプルクラウンを狙うには、マンション管理士試験の勉強方法をどうするかがポイントとなってきます。
作戦例として、まず宅建試験に全力を注ぎ、宅建試験が終了してからマンション管理士試験の勉強を始める、という手もあるでしょうけど、その流れの場合にはマンション管理士試験対策の期間が短いので、その期間の勉強時間をしっかり確保できる人でないと厳しいと思われます。
基本的には、宅建試験とマンション管理士試験の対策を同時並行で進める必要があると思います。
マンション管理士試験の出題範囲のうち、宅建試験と重複している「区分所有法」と、重複していない「設備系」「標準管理規約」の、どちらを宅建試験と並行して勉強するかが大きな選択だと思います。
重複している「区分所有法」を並行するほうが一見効率良さそうに見えますが、膨大な設備系の範囲を宅建終了後の残り1ヵ月強で覚えようとするのは、かなりリスクがあるように思います。
ということで、私は設備系を宅建試験と並行させる作戦で進めました。
なお、同一年度で一気に三冠の取得を狙う場合、マンション管理士試験の対策をしているならば管理業務主任者試験対策はあえてしなくても良いと思います。とにかくマンション管理士試験に合格してしまうことが最優先です。
会計などの前提知識にもよるかもしれませんが……
まあ、油断や体調不良などのアクシデントがない限り、マンション管理士試験に合格して管理業務主任者試験を落とすことは起こりにくいと思います。
不安が残るようなら、マンション管理士試験終了後の一週間で数年間の過去問を解いておくのが良いと思います。
四冠目は?
さて、不動産系の資格には、同じくらいの難易度・知名度を持つ資格がもう一つあります。賃貸不動産経営管理士試験です。
賃貸不動産経営管理士試験も国家資格になりましたので、三冠に加えてこちらを取得すれば四冠と呼ばれるようです。
四冠は狙わないの?
私は今のところ賃貸不動産経営管理士試験を狙うつもりはないです。
特に不動産の仕事をするつもりは無いですし、三冠を取ったことでそれなりに不動産関係の知識もつきましたので、ひとまずこの分野は卒業でいいかな、と。
まあ、他の分野で取りたいものが一巡したら戻ってくる可能性もありますが、それは当分先のことになりそうです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。
免責事項 この記事の内容は個人が勉強のために調査した内容を記載したものであり、正確性を保証するものではありません。当記事の内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。