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マンション管理士試験合格までの勉強方法を振り返る

宅建・不動産

一昨日に第一報を出した通り、令和4年度のマンション管理士試験に合格していました。

合格証書も届きました。

あらためておめでとう!

ということで、今日はマンション管理士試験に合格するまでの勉強方法を振り返ってみようと思います。

なお、前提として、私はマンション管理士試験の3年前に行政書士試験に合格し、マンション管理士試験と同年の令和4年には宅建士試験の勉強を行い、こちらの試験にも合格しています。また、はるか昔に日商簿記2級も取っていた気がしますので、簿記を知らないわけでもありません。

ですので、これらの範囲と重複する民法などの法律知識についてはアドバンテージがあり、その前提での勉強となります。法律初心者向けではありませんのでご了承下さい。

宅建試験と並行しての勉強

以下の記事を書いた時点では、宅建試験の勉強の真っ最中でした。


記事の中では明確に狙うとは宣言してませんが、とりあえず狙う方向で考えていましたので、この時点でマンション管理士試験のテキストを購入し、マンション管理士試験の過去問も見始めました。

やっぱり最初から狙うつもりだったんだね!

「最初」がどの時点を指すかによりますが……
バーチャル講師の関係から当初は宅建のみを狙うつもりでしたが、この記事の時点で試験まで半年近くありましたので、あるいはマンション管理士も十分狙えるのでは? と宅建を本命にしつつ並行して勉強を開始したわけです。

なお、私のブログではマンション管理士の出題ジャンルを以下のように分類しています。

  • 区分所有法等:問1~問11,問19(計12問)
  • 標準管理規約:問25~問33(計9問)
  • 民法その他 :問12~問17(計6問)
  • 管理設備会計:問18,問34~問35(計3問)
  • 建築・設備系:問20~問24,問36~問45(計15問)
  • 適正化法  :問46~問50(計5問)

このうち、区分所有法や民法は宅建の範囲と重複しますが、出題数の多い建築・設備系はほとんど重複しません。

「宅建試験が終了してからマンション管理士試験独自の部分を勉強する」という方法もあったかもしれませんが、宅建試験が10月中旬で、それが終わってからマンション管理士試験までは1ヵ月強。たった1ヵ月で広範囲の建築・設備系の知識を自分のものにできる自信はなかったため、完全に並行させることにしました。

使用したテキスト・模擬試験類

購入したテキストは以下の通り、LECのテキストです。

購入した時点で、あまりの厚さに「これは全部読むタイプではないな」と判断。端から端まで読むことは最初から放棄して、辞書代わりに使うことにしました。

一問一答も購入しました。

模擬試験類は以下に書いた通りです。10月以降は毎週のように受けたのは、既に記事にした通りです。

建築設備系を早期に固める

勉強は最初から過去問を解く形で進め、まずは過去問知識で対応できる部分の建築・設備系を固めていきました。
これは勉強の戦術によるので一概には言えませんが、一般論としては暗記で得点できる部分は試験直前に回すのが効率的だとする勉強方法もあると思います。
ただ、それは「試験直前に勉強時間が十分取れて、該当箇所をしっかり解答できる状態にする」という、瞬発力に自信のある人向けの考え方だと思います。

私はむしろ「暗記で取れる部分はなるべく早期に固める」方向性です。暗記で得点できる部分は早期に覚えてしまって正答率を向上させておいたほうがモチベーションが上がります


なので、夏から9月あたりの宅建並行期間では過去問を解くことを優先し、過去問で繰り返し問われている暗記が必要な設備系は、ある程度身に着けておきました。

以下のサイトには平成13年からの過去問と解説が載っています。

宅建・マンション管理士・管理業務主任者の過去問-資料館
宅建、マンション管理士、管理業務主任者の過去問を解説しています。

それ以外にも、探せば過去問解説が載っているサイトもいくつかあると思います。

建築設備系は、過去問知識が繰り返し問われることが多いです。

過去問効果により、9月の時点で建築設備系が8割取れていました。
民法や会計も問題はありませんでしたので、この時点で最終2か月の課題が「区分所有法」「標準管理規約」「適正化法」に絞られたのは非常にありがたかったです。

会計については、「発生主義」を理解してから安定しました。一度わかってしまえば安定する問題なので、模擬試験はいつも問34の会計から順に解くことにしていました。

民法は、宅建の民法と同レベルか、むしろマン管のほうが平易な気がしていました。
今までの経験値で安定して5点取れていましたので、宅建の対策で十分と考えて、マン管対策としてはほとんど放置していました。

宅建試験終了後、法令系を急ピッチで仕上げる

宅建試験を終えた段階で、得意科目と苦手科目が明確でした。
民法、会計、それと過去問やり込みの成果による設備系は安定していましたが、区分所有法、標準管理規約、適正化法には不安がある状態でした。

このうち、区分所有法適正化法過去問中心に理解を深めました。
過去問を解いて、覚えていない点についてはテキストを確認し、「テキストのどこに何が書いてあるか」を押さえるようにしました。ここ数年の資格試験経験から「繰り返し回数を増やせばそのうち頭に入ってくる」ということはわかっていましたので、とりあえず「見る回数を増やす」ということを意識しました。

標準管理規約はテキストではなく原本を見るようにしました。

住宅:マンション管理について - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

9問中7問は「標準管理規約(単棟型)及び同コメント」から出題されるわけですから、最終的にこの文章が全部頭に入ってしまえば7点確保できるわけです。
まあ「全部頭に入る」というのは無理にしても、模擬試験などで出題されやすい部分は繰り返し見るようにしました。

それと、宅建に引き続き、模擬試験を解いたらブログに「ワンポイント」を書くようにしました。
過去問から入ったせいで、基本知識が曖昧な部分が結構あって、「マンションの共用部分と専有部分、建物の敷地」という基本中の基本を試験本番一週間前に整理するという体たらくでした。

模擬試験ウィーク最終回――TACマンション管理士 直前予想模試 2022年度第3回【めざせトリプルクラウン!】
長らく続いてきましたが、模擬試験にチャレンジのシリーズもついにラスト1回。もちろん、今後また大型の試験で模擬試験が出版されている物にチャレンジする場合には復活する可能性もありますが、毎週末のシリーズ形式になるのはこれが最後だと思います。 有...

なのですが、ここでまとめたおかげで、本試験の問1の個数問題に自信を持って答えられたのです。
ここを落としていたら非常に危なかったでしょう。

そのような感じで、紙一重でギリギリ滑り込んだ感じでした。

本来は勉強をこれ一本に絞ったとしても半年以上かかる超難関試験ですので、宅建試験と並行した勉強では余裕あるわけもなく、まあ結果オーライといったところでしょう。

最後に

最後に全体的な感想。


マンション管理士試験は合格率が1割程度の超難関試験ではありますが、記述式や足きり制度があるわけでもなく四肢択一式の試験です。
過去問や問題演習を中心に基礎を忘れずにしっかり勉強すれば、そこまで理不尽というほどでもなく、社労士試験などと比べれば勉強の成果が報われやすいタイプの試験だと思いました。

難易度についてはどう思われますか?

そうですね、体感的な難易度は、行政書士試験と互角か、記述式がない分だけややマン管のほうが易しいかもしれないと思いました。宅建試験の経験がない状態を考えると話は別になってくるかもしれませんが……

今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。

免責事項 この記事の内容は個人が勉強のために調査した内容を記載したものであり、正確性を保証するものではありません。当記事の内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
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