引き続き、『BLEACH 千年血戦篇』の感想です。
- TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
零番隊に連れられ霊王宮を訪れた一護。最初にやってきた麒麟殿では、予想外の方法で麒麟寺天示郎による治療を受ける。だが効果は抜群で、体の傷が癒えた一護は恋次と共に臥豚殿、曳舟桐生のもとへと進む。そこではまたも予想外の「もてなし」が二人を待っていて…。そのころ瀞霊廷では、新たな総隊長及び一番隊隊長に任ぜられた京楽が、中央四十六室を前にある計画を口にしていた。
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
https://bleach-anime.com/story/?id=09
感想
京楽隊長が新しく総隊長に任命され、一護と恋次は曳舟さんのところでおもてなしを受けました。
京楽隊長が総隊長に選ばれたのは、言われてみると人格と実績という両面からしても最も適任のような気はします。
新参の3名はどうしても外様感がありますし、卍解を奪われた4隊長は総隊長という器には物足りない感もあります。まあ朽木隊長には風格はあるんですが……
更木隊長の実力や涅隊長の能力は申し分ないとしてもそれぞれ性格的にどうかと思われますし、浮竹隊長は病弱という一点が大きなマイナス。
となると、卯ノ花隊長か京楽隊長かという話になってくるわけです。
卯ノ花隊長でも良かった気もしますが、卯ノ花隊長は少なくとも最近は救護中心で「裏方」というイメージが強いし、山本総隊長の薫陶の篤い京楽隊長のほうが確かにふさわしい気はします。
まあ、ストーリーの流れとしては卯ノ花隊長は別の役割を持っていたわけですが。
卯ノ花隊長が更木隊長のあこがれであり、初代剣八「卯ノ花八千流」であることが明かされました。
意外な事実で卯ノ花隊長の株急上昇のはずなのですが……
京楽隊長の「更木剣八に剣術を教える」と「どちらかが死ぬ」というセリフから、結末が予想されてしまいます。
卯ノ花隊長の戦力は相当なものですので惜しいように思いますが、京楽隊長のやむを得ない判断だったのでしょうかね。
京楽隊長の提案した「副隊長二人」という考えは良いと思います。非常時にそんな些事に反対してどうするという感じです。
一方、一護と、復活した恋次が曳舟さんのところに進みます。
ストーリーの流れ的に一護に同行する人が必要なら別に恋次ではなくルキアでも良かった気がしますが、まあ恋次のほうが怪我が軽かったというところでしょうか。
ルキアはBLEACHの最初から登場していたBLEACH準主役といって良いキャラだと思いますが、今回の章ではどうも活躍が少ないです。
さて、今回の見どころはやはり曳舟さんの変貌ぶりでしょうか。
まあ、「変貌」という点では卯ノ花さんの変貌も凄かったですが、まあ原作のインパクトが強かったというのがあり、原作を知っていて見るとそこまででもなかったかなという感じです。
曳舟さんはまさに別人ですね。「太った・痩せた」というレベルではなく造形も変わっているのではないでしょうか。
もっとも「おもてなし」も、知っていてみると驚きもないですが、原作で見たときは「おもてなし」という言葉から普通に特訓を想像したように思います。まあ、ネタバレを知ってみるとインパクトが薄くなるのは致し方なしです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
総隊長や隊の変更は戦いが終わってからで良かったんじゃないのかな? 非常時だし……
いえ、少なくとも最高指揮官は決めておくべきかと。非常時にトップが不在ではやはり困るでしょう。