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誰やねん――『BLEACH 千年血戦篇』第8話「THE SHOOTING STAR PROJECT 〔ZERO MIX〕」【アニメ感想】

BLEACH

引き続き、『BLEACH 千年血戦篇』の感想です。

  • TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
「BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-」TV東京系にて2023年7月より放送開始

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
「BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-」TV東京系にて2023年7月より放送開始

星十字騎士団が姿を消した瀞霊廷の各所では、懸命に負傷者の救護が行われていた。四番隊の隊舎で治療を受けていた恋次やルキアを見舞う一護は、折られた天鎖斬月の件で涅マユリに呼び出され、卍解の破壊について説明を受ける。話を聞いて動揺した一護を連れ、マユリはある場所へと足を運んだ。護廷十三隊隊長たちが揃って待っていたのは、上空の霊王宮からやってくる「零番隊」だった。

©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
https://bleach-anime.com/story/?id=08

感想

零番隊登場の回。
苛烈な戦いが一段落して立て直しが急務となっている状況ですが、休息タイムでもあり、ある意味落ち着いて見られる回です。

零番隊以外にも、コンをはじめとして今回の章で未登場だったキャラクターも色々と登場しました。

護廷十三隊の各隊長について。
卯ノ花隊長が今回の戦いで動かなかったのは山本総隊長からの命令だった様子。
目的は戦力温存でしょうけど、山じいは自分が敗れることを予期していたのでしょうか。
零番隊の麒麟寺とのやり取りでも冷静な卯ノ花さんはさすがですが、回復以外の使命があることが示唆されました。

今回隊長の中では、砕蜂隊長の言動が結構目立ってましたね。
まあ、もう少し冷静さが欲しかったとは感じてしまいますが……
護廷十三隊の受けた衝撃を表す役割が砕蜂一人に落しつけられた感もあります。
他の隊長も間違いなく心の中ではすごく衝撃を受けているわけですからね。
そんな中、京楽隊長涅隊長の落ち着いた様子はさすがというべきか。

零番隊のキャラクターが個性的だという点は、さすがBLEACHといったところ。
わざわざ全員で来るより多少留守番がいたほうがいいのではとも思いますが、まあ今は大丈夫なタイミングだったのでしょう。
皆それぞれ久々に顔を見たかったというのもあるかもしれないです。

零番隊のメンバーに対して隊長たちが反発したような言動が目立っていましたが、圧倒的な実力と、「立て直し」という目的が明確であることから、おそらく彼らの言う通りにすれば何とかなるだろうという希望を感じさせます。

まあ、「これだけ大変な目にあっていたのに今頃現れて」という砕蜂の気持ちにも共感はできますが、護廷十三隊と零番隊の役割について言われると、確かに彼らのほうに理がありそうな気もします。
いずれにせよ、無駄に反発するのではなく、今後どうするかを考えるべき場面です。

中でも平子隊長曳舟さんのやり取りが印象的でした。
曳舟さんは平子が「誰やねん」っていうくらい変貌した様子で、この姿で活動するようになったのは零番隊に入ってからということ。
兵主部一兵衛さんも、一護に「はげのおっさん」と言われて自分のことだと理解して普通に答えていたところが、なかなか懐深くて好印象。少なくとも小物感はありません。

零番隊を空鶴が物理的に打ち上げるというのもなかなかユニーク。
こういった緊急時にはいつもこうすることになっているのか、それとも今回打ち上げ手段を持っているのがたまたま空鶴だったか。
銀城月島さんが空鶴に伴っていたのは、どうもファンサービスにしか見えませんでした。
元気そうなのは良いですが、簡単に復活できるのがドラゴンボール的というか。

ということで、しばらく零番隊特訓編で一息ということになります。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

ゼロ番隊っていうけど、見た目はあんまり強そうに見えないね。

真の実力があるからこそ、あえて個性の豊かさを装っている面はあると思いますよ。

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