引き続き、『BLEACH 千年血戦篇』の感想です。
- TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
浦原喜助の案内のもと虚圏に到着した一護達は、敵の指揮官キルゲ・オピーと対峙し、その正体が滅却師であることを知る。同刻、尸魂界では護廷十三隊の隊長たちが、十二番隊の調査報告を受けて同じ答えに達していた。先の襲撃時に5日後の開戦を告げられた総隊長・山本元柳斎重國は、敵の再来に備えるよう全隊長に命じる。一方、「見えざる帝国」を率いるユーハバッハは闇の中で不敵な笑みを浮かべ…。
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
https://bleach-anime.com/story/?id=03
感想
戦いが続く中、今回の戦いの背景が語られた回でもあります。
沈黙は金、と言いつつも一護が特記戦力であることや石田雨竜に何かあることを語ったキルゲ。
行木竜之介の疑問に対して竜之介と志乃に死神と滅却師(クインシー)との因縁の背景を語った可城丸秀朝六席。
そして、父の部屋で書物を見つけた石田雨竜。
一部の登場人物には周知の内容だったでしょうけど、こういったキャラによって視聴者にも背景が解説されました。
今さらですが、今回の第1話で登場した新人死神の行木竜之介は、今回のストーリーから見始めた視聴者にとっての疑問を解決していく「視聴者目線」という役割も担っていたんですね。
どちらに正義があるのか、という疑問は確かにごもっともです。
ちなみに可城丸さんには初期の藍染隊長に似た雰囲気を感じました。
圧倒的な実力を持つキルゲに対して、ティア・ハリベルの従属官であるアパッチ、ミラ・ローズ、スンスンが一矢報いたのは良かったです。
話の流れからここで彼女たちが勝てるとも思えませんでしたが、一護たちのピンチを救った形ではありました。新たな援軍かと一瞬思いました。
さて、護廷十三隊の隊長たちの集合場面について、初期の頃を見慣れていると何人か違和感のある人物がいます。
三番隊の鳳橋隊長、五番隊の平子隊長、そして九番隊の六車隊長です。
破面篇が終わった時点で入れ替わっていたはずですが、隊長として活躍するシーンが描かれたわけではありませんので、どうしても「あれ、こんな人いたっけ?」と一瞬思ってしまいます。
とはいえ、描写されていないだけで実際には既存の隊長とも色々やり取りしたはずで、すでにかなり馴染んでいる雰囲気でした。
涅隊長と山本総隊長のやり取りが印象的でした。
一角たちが遭遇した喪失事件は涅隊長によるものだということが明かされました。
勝手な行動にも見えますが、総隊長への真剣な詰め寄り方を見ると、どうも涅隊長にも理があるように感じさせられます。
そして、一瞬でしたがようやくルキアも登場。
原作の第一話から登場し、一護と並ぶBLEACHの主役だとも思えるルキア。ルキアの登場でようやくBLEACHが本当に戻ってきた気分です。
まあ、一護の目線で物語が進んでいる以上、ルキアがいない時期もそれなりにあるわけですが、BLEACHの面白さはルキアあってこそのような気もします。
三番隊の吉良副隊長があっさりと倒されて、護廷十三隊はこのまま壊滅の方向に進んでしまうのか、食い止めるのか、さあどうなるといったところで次回へ続きました。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
織姫ちゃんの結界って強いねー! ひび割れはしたけど何とか耐えてるし。
彼女の能力を目当てに当時最強だった敵に攫われたこともありますし、作品中でも有数の能力の持ち主ですよ。