引き続き「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」の感想です。
史実を知らない状態からの初見での感想です。
今日は12「ふたり」です。
『ウマ娘 プリティーダービー Season2』公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
菊花賞視察のため京都に赴いた<スピカ>メンバーはビワハヤヒデの圧倒的な強さを目の当たりにする。一方、メジロマックイーンは天皇賞(秋)へ向けひとり残って自主トレに励む中、脚に故障が見つかる。それはウマ娘の不治の病とも言えるものだった。
©2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
https://anime-umamusume.jp/story/?id=12
感想
このシーズン、トウカイテイオーとメジロマックイーンの宿命のライバル対決を描くのかと当初は思っていましたが、実は「運命の意地悪」がテーマだったのかと思い始めました。
エンディングテーマが伏線だったとは……。
ともあれ、ここにきて、まさかのメジロマックイーンの故障。
もし、現実世界に即しているのなら、現実の馬を知っている人にとっては予想された展開なのかもしれませんが、先入観なしで見ていた身としてはやはり、気の毒というかなんというか。
雨の中、メジロマックイーンがトウカイテイオーに向けて泣くシーンは涙なしには見られませんでした。
そんなメジロマックイーンを、素直な言葉で励ますトウカイテイオー。
以前、メジロマックイーンがトウカイテイオーに元気を与えた、そのシーンの裏返しです。
エンディングテーマが、曲は同じですが、トウカイテイオーとメジロマックイーンのパートが入れ替わっていました。今まではメジロマックイーンがトウカイテイオーを引っ張る立場でしたが、今回それが入れ替わったことを指しています。サビの画像も、集合絵の表示の動きが逆方向になってましたし、その後、前回まではメジロマックイーンの表情が映っていた部分が今作のトウカイテイオーの表情になっていました。前回までのメジロマックイーンもすごく綺麗でしたが、今回のトウカイテイオーの表情もすごく綺麗で良いです。
しっとりとしたいい歌声に合わせた、良い演出だと思います。
じいやさんや主治医さん、それにメジロマックイーンのおばあさまも、メジロマックイーンのことを思っていい人たちですね。
じいやさんは以前はトウカイテイオーを「リーダー様」と呼ぶなど、ややお茶目な印象もありました。主治医さんやおばあさんはちょっと厳しそうですが、皆良い脇役だと思います。
次回の展開予想
次回が最終回ですよね。
ということは、さすがにメジロマックイーンが奇跡の復活は無いでしょうから、トウカイテイオーの走りに焦点が当たると思います。
トウカイテイオーが奇跡の復活をするか、復活とまではいかなくても皆に元気を与える走りを見せるか、やはり復活は見送って自分たちの生活を送ることにするか。史実がどうだったか次第でしょうけど、果たしてどうか。
少年漫画であれば奇跡の復活が最有力でしょうが、特に少年漫画というわけでもないですので、「自分なりに頑張って勇気づける」エンドでしょうか。
希望としては奇跡を見せて欲しいのですが、現実路線だとちょっと厳しい気がします。
前を見て走るだけで元気を与えるからメジロマックイーンも頑張っていこう、という感じでしょうか。
事実上の日本一を獲得した前シーズンとは違い、栄光よりも感動を取った、という……どうですかね。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
怪我って大変だね。一瞬で希望が崩れるなんて……
本人に責任があるわけでも無いので、まさに「運命の意地悪」ですよね。お大事にして欲しいですね。