銀河英雄伝説Die Neue These第21話「誰がための勝利」の感想です。
なお、私は原作と旧作のアニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
ルグランジュをドーリア星域で破ったヤン艦隊は救国軍事会議に支配された首都星ハイネセンへと迫る。救国軍事会議議長グリーンヒルは厳しい状況を理解しながらも、ヤン艦隊はハイネセンの重力圏内へ突入することはできないと考えていた。ハイネセン軌道上には12個の首都星防衛システム[アルテミスの首飾り]が存在するからだ。しかし、ヤンには、[アルテミスの首飾り]を無効化する作戦があった…。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story21.html
感想
今回は同盟側の話です。少しフェザーンの話もありました。
バグダッシュへの指示から内戦終結、それとフェザーンのボリスコーネフが情報工作員になる場面です。
やはりコンパクトにまとめようとしたためか、色々と省略されていて、丁寧さという面では前アニメのほうが良かった面も多いですが、今回の一番の見どころだと思ったのがアルテミスの首飾りへの攻撃です。
映像がものすごく綺麗でした。故事の説明もあってわかりやすく、首飾りからの反撃も描かれていて、綺麗なシーンだったと思います。
バグダッシュの演説も良かったかと。
この場面ですが、原作以外はいずれも真に迫ったバグダッシュの演説が描写されていて、どれも良いのですが、今作は比較的淡々と事実を述べたという感じで、リアリティを感じました。
また、緊急通信に載せたというのも、なぜ放映されたかという理由付けになっていて、暗にバグダッシュの能力をも示していて良かったと思います。
フレデリカの涙も印象的でした。無益な戦いという印象が強く残って、演出としては良かったと思います。
あとは、ビュコック提督とマリネスク氏の頭も印象に残りました。ビュコック提督が同盟の帽子を外した姿を見たのは初めてかも。
まあでも、内戦終結のタイミングは、前作の流れのほうがわかりやすかった気はします。
帝国側がまだ途中なので、この後ヤン艦隊に訪れるエピソードが終結から切り離されて後回しになってしまいました。
同盟内部のゴタゴタが一段落してからのほうが良いという判断でしょうか。
まあでも2ndシーズンもあと4回残っているので、その中で出てくるでしょうから、楽しみです。
もっとも、あと4回もあるのなら、ここ数回のエピソードをもう少し丁寧に省略せずに描いても良かった気もしないでも……
ルビンスキーとボリス・コーネフとの会話が酒を飲みながらになっていましたが、いいんですかね?
まあ、帝国のプロージットもアルコールを飲んでいるんでしょうから、お酒はタブーでは無いのでしょう。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
アルテミスとは、ギリシャ神話に出てくる月の女神で、アポロンの双子の妹ですね。弓矢の腕が凄かったそうですよ。
へえー。ほかの星の名前も神話の登場人物だったりするのかな。