ワールドトリガー3rdシーズンの感想の続きです。
焼肉回。そして次の戦いへの準備へと進みます。
- ワールドトリガー
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の東映のサイトから一部引用します。
修達、玉狛支部のメンバーは偶然にも焼き肉屋でB級ランク戦ROUND8の対戦相手である二宮隊のメンバーと出くわす。
二宮隊・犬飼からの玉狛第2の作戦を暴こうとする質問に玉狛支部のメンバー達は戸惑う。
玉狛支部に戻った修達は最終戦に向けて対策を講じ始めるが、その場でヒュースは千佳に対して「オレは千佳は人を撃てると思っている」と自身の胸の内を明かす。
人を撃てない千佳にヒュースが投げかけた質問の意図とは…。そして、千佳は玉狛支部の屋上で、宇佐美とレイジに見守られながら自身に向き合うが…!?
©葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
https://www.toei-anim.co.jp/tv/wt/episode/summary/8/
感想
ワートリ屈指の泣ける回でした。
いや、ワートリに「泣ける回が存在したんだっけか?」とも思いますが……
確かに千佳の気持ちは共感できるものがありますが、原作を読んだ時には「胸に来る」とは思ったものの「泣ける」とは少し違った気がしましたが、声優の田村奈央さんの演技と、音楽などの演出によって、すごく泣ける感じになっていたと思います。
泣けるポイントとしては、千佳のセリフに対する宇佐美先輩の言葉が涙腺を刺激してくれるというのはあります。
本当に千佳のことを思って、言葉の一つ一つをちゃんと聞いて、温かく包み込んでくれる。
地味ではあっても名シーンの一つです。
そして、千佳も主人公の一人なんだと再確認させてくれるシーンだと思います。
ともあれ、千佳が自分で戦うと決めること自体は、玉狛第二を応援する視点からするとわくわくする場面でもあります。
前の試合で見た通り、強いですからね。
ヒュースのいう通り、細かい作戦を立てなくても力押し出来そうで、ロマンみたいなものがあります。
もちろん、力押しで勝つのは漫画のストーリーとしてはあまり面白くないため、色々障害を入れてくることになるわけですが、
ただ、実際のゲームか何かの戦いであれば、こういった力押しで圧勝というのもスカッとすると思います。
さて、順序が前後しますが、今回の前半は焼肉回で、「泣ける」というよりも「面白い」に分類される場面でしょう。
冒頭の、女性が苦手な辻ちゃんのシーンから始まり、辻ちゃんの話からひゃみさんや鳩原さんの話、修母の話まで広がります。
犬飼先輩と小南先輩のやり取りも楽しいですよね。
この場面で千佳がごはんをおいしく食べていますが、鳩原さんは人を撃った直後は寝込んでしまったはずで、ひそかに千佳が鳩原さんとは違うという伏線にもなっています。
このあたりの違いは二宮隊なら気付く可能性もありましたが、まあ、半信半疑な感じで千佳が人を撃てるかの判断は保留したというところでしょうか。
ひゃみファンとしては、普段の冷静そうなオペ姿と一味ちがった普段モードのひゃみさんの姿が見えてとりあえず良しといったところです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
焼肉おいしそうだったねー!
食事の場面が多い気がしますが、確かに、寒い季節は温かい料理が美味しいですよね。