長いような短いような【めざせDCプランナー試験認定試験】シリーズ。
1級のA分野・B分野に続き、C分野にも合格することが出来たので、晴れて1級合格になりました。
今日は最後の締めくくりということで、2級から1級にかけての勉強方法を振り返ってみます。
DCプランナー2級
DCプランナー2級では、「DCプランナー2級」の試験問題集がほぼ必須だと思います。
問題集に載っている問題と同じような選択肢も見かけた覚えがあります。
とはいえ、問題集の問題が全て解ければ受かるかというと、そうともいいきれません。
個数問題が多く出題される場合もあり、また、総合問題では選択肢ごとの正誤を問う問題も出題されます。
問題集に載っている問題は、選択肢単位で理解するように努める必要があります。
なお、最終目標が2級であれば、公式テキスト「DCプランナー入門」は必要ない可能性もあります。
参考資料にするのは良いと思いますが、索引も無く、調べたい内容が必ずしも簡単に見つかるとは言えません。
効率良く合格を目指すのであれば、試験問題集中心での勉強が良いと思います。
私は初めてのCBT試験チャレンジで、80点で合格しました。
DCプランナー1級・A分野(年金・退職給付制度等)
1級のA分野は、社労士試験または年金アドバイザー試験により年金の勉強にある程度慣れている人であれば、あまり苦戦しないと思います。
持っている年金の知識に加えて、公式の試験問題集で不明箇所の知識を増強すれば、合格ラインには届くと思います。
ただ、1級合格を目指すためには、B・C分野も勉強する予定もあるでしょうから、テキストとしてDCプランナー実務研究会の「DCプランナー入門」を入手しておいたほうが良いです。
A分野についても、社労士試験等だけでは知識不足となりがちな私的年金制度や退職給付制度についての知識を補うために使うことになるでしょう。
ただ、一般論としては、このA分野を苦手にする受験生が多いと思われます。
国民年金・厚生年金の知識が不足しているのであれば、年金アドバイザー3級や、FPの公的年金の問題なども利用して問題演習を積み重ねる必要もあるかもしれません。
私は社労士試験での知識があったため、この分野は99点という高得点で突破しました。
DCプランナー1級・B分野(確定拠出年金制度)
1級のB分野は苦戦しました。
64点で不合格。
一週間後の再挑戦で、合格ラインぴったりの70点で合格しました。
B分野は、公式の問題集の問題が解けるだけでは合格は厳しいと思われます。
テキストの本文に戻って、そこに書かれている知識をきちんと頭に入れたほうが良いです。
また、確定拠出年金だけでなく退職給付制度も試験範囲ですので、こちらも疎かにはできません。
四択の個数問題はほとんど無かったように思いますが、総合問題の正誤問題がこの試験を厳しいものにしています。
とはいえ「DC」の1級なのですから、この分野がメインディッシュです。
しっかりテキストを理解しつつ、仮に不合格になっても繰り返し挑戦するつもりで挑むのが良いかと思います。
DCプランナー1級・C分野(老後資産形成マネジメント)
1級のC分野は、計算問題が多くなります。
問題集に出てきた計算は一通り自力で出来るようにしておくのが良いと思います。
なお、実際の試験の回答は、そこそこ離れた4つの数値から選択する形式になりますので、 小数第3位の四捨五入にミスが無いかといった、細かい部分まで神経を使う必要はありません。
この分野は「DCプランナー入門」にも演習問題がありますので、そちらも解けるようにしておきましょう。
また、金融についての用語の問題もあります。
これについては、FPの問題を解いておくのもおすすめです。
私はC試験の準備として、以下のFP2級のサイトの問題をそこそこ解いていました。
- FP2級 一問一答クイズ
「金融資産運用」の全般と「ライフプランニングの手法」の範囲が、この分野に近い問題になります。
81点で合格しました。
1級合格を達成
A,B,C分野すべて合格しました。
これにより、DCプランナー1級合格を達成しました。
おめでとうー! かっこいい合格証書だね!
おめでとうございます! 色々ありましたけど、最後にはしっかり取得しましたね。
なお、「DCプランナー」を名乗るためには登録制度がありますが、職業として使うわけではないのでやめておきます。登録しなくても「合格」が取り消されるわけではなく、合格したことには変わりないとの話ですので。
まとめ
DCプランナー2級から1級に向けた勉強を振り返りました。
公式問題集があるので、それを中心に勉強しつつ、不足する部分はテキストや他の資格試験等の問題などで補っていくのが良いと思います。
1級に合格しましたので、来年はまた別の検定を目指してみようと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。