今さらですが、マイナンバーカード(個人番号カード)を作成しました。
マイナンバーカードについては知らない人のほうが少ないと思いますが、平成28年から交付が始まったICカードです。
本人確認書類になったり、行政手続のオンライン申請が出来たりします。
また、申し込みをすることにより健康保険証として利用できるようにもなるそうです。
今日は、作成するためにどんな手続きをしたかについて書いてみます。
今まで作成していなかった理由
マイナンバーカードをこれまで作っていなかったのは、そこまで必要だと思っていなかった点が大きいです。
会社員ですので、副収入や損失等がないと確定申告の必要もありません。
身分証明書は運転免許証で事足ります。
そして、何より「通知カード」がどこに行ったかわからなくなった、という点が大きいです。
通知カードは平成27年10月あたりに届いたのだと思いますが、その後、当面はマイナンバーカードを作るつもりがなかったので、どこかにしまい込んで紛れてしまいました。
持ち出すわけは無いし、盗難等の被害にもあっていませんので、家の中での紛失です。
再発行の手続きは可能でしたが、特に必要な場面もなく、何もしませんでした。
(※ 令和2年5月で通知カードは廃止されたため、それ以降の再発行はできません)
作成するつもりになった理由
マイナンバーカードを作るつもりになったのは、いくつか理由があります。
今年の3月に交付申請書が届いた
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/qr_new/
これは割と大きいです。再発行の手続きが面倒で何もしていなかったのですが、書類を書いて郵送すれば発行手続きをしてくれる、と。
ただ、とはいっても使う場面がなければ郵送もしなかったでしょう。ですが、使う場面はありました。
精華町へのふるさと納税
クラウドファンディング「京町セイカ」歌声創造プロジェクトに参加しました。
このプロジェクトは「ふるさと納税」の対象になります。
ふるさと納税とは、住民税の一部を希望する自治体に納税し、リターン(返礼品)を受け取ることが出来る制度です。
手続きには「ワンストップ特例」という制度があります。
この制度は、書類の郵送だけでふるさと納税の手続きが出来る制度です。
ただし、マイナンバーの記入と本人確認資料の添付が必要になります。
マイナンバーの記入だけであれば、マイナンバーつきの住民票を取得する手もあります。
ですが、今後引き続きふるさと納税をする可能性もあります。
そのたびに毎回住民票を取得するのも面倒です。
ここでマイナンバーカードを取得しておけばそれで済むので、後が楽になるでしょう。
確定申告等もオンラインで出来るように
また、確定申告等がオンラインで出来るというのもメリットだと判断しました。
可能性は非常に薄いですが、将来的にブログで収入が得られるようになった場合、確定申告が必要になるでしょう。
そうでなくても、何らかの理由で確定申告が必要になる可能性はあります。
そんな時に、自宅からオンラインで手続きが出来ればとても楽です。
作成の流れ
交付申請書の郵送
今年の3月に交付申請書が届きましたが、実際に出したのは6月頃だったと思います。
そもそも精華町の「ワンストップ特例」は、マイナンバーつきの住民票を取得して行おうと思っていたのですが、カードを作ってしまえばそのほうが楽だと思い直しました。
社労士試験の申し込みで写真を撮る機会があったので、その写真を流用しました。
なかなか反応がありませんでしたが、「手続きが滞っている」というニュースも見たことがあり、そこまで焦りませんでした。
もし10月になっても何も来なかったら住民票を取りにいくか、とは思ってましたが……
2箇月以上経った今月初めに、ようやく受け取りの手続きの書類が届きました。
区役所へ向かう
受け取り場所は区役所でした。
土日でも、この手続きのために区役所が開いている時間帯がありり、その日時に向かいました。
旬を外しているので待たされることは無いかなーと期待したのですが、結構人数はいました。
整理番号制でしたが、10人待ちくらいでした。
(私が受け取った整理番号よりも、10個手前くらいの番号の人がちょうど呼ばれていました)
とはいえ、実際に待った時間は10分程度だったと思います。
番号で呼び出され、用意した書類を提出しました。
通知カードを紛失していることを伝えたら、「紛失届」を記載するように言われました。
「紛失場所」は「自宅」、「紛失時期」は「不明」。「紛失の経緯」はわかる範囲で良いと言われたので、「書類や郵送物に紛れてしまいました」というようなことを書いたと思います。
カードの受け渡し
5分くらい待ち、カードの受け渡しです。
この時に紛失届を提出しのですが、内容を確認している様子は無かったので(ちらっと見て一瞬で確認したのかもしれませんが)、この届けは内容を精査される類のものでは無さそうです。
カードの住所氏名生年月日を確認して受け取りました。
また、この時に、署名用電子証明書の暗証番号を、置いてあった画面に入力しました。
この暗証番号は、英字と数字を組み合わせるタイプ(6~16桁)と、4桁の数字のタイプの2種類を決める必要があります。
その場で決めても大丈夫でしょうが、あらかじめ決めておいたほうがスムーズでしょう。
これで終了。
待ち時間を合わせても30分程度でした。
午前中早い時間だったため人数が少なめだったのかもしれませんが、思ったよりもスムーズだったなという印象でした。
まとめ
マイナンバーカード(個人番号カード)を作成しました。
作っておくと、身分証明書にもなりますし、ふるさと納税や確定申告でも便利になります。
通知カードを紛失していても、特に咎められることもなく、その場で届書を記載すれば問題ないです。
私の場合、待ち時間も含めて30分程度で受け取ることが出来ました。
まだ作成していない人も、確定申告や身分証明書等で今後利用する可能性があるならご検討してみて下さい。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。