引き続き「球詠」の感想です。
なお私は「球詠」のアニメのストーリー部分は原作では未読の状態での初視聴となります。
- TVアニメ「球詠」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

守谷欅台との練習試合。合宿中に芳乃が告げたとおり、4番は希。打点を上げられず悩んでいた希だったが、初回にタイムリーヒットを放つ。一気に6点を取った裏の守り、珠姫の提案で“あの球”を封印した詠深はピンチを招くものの、杏夏のノックと芳乃の分析が生きたバックの守備に助けられる。だが、守谷欅台の投手も立ち直り、ジリジリと追い上げられつつ試合は終盤を迎える。
©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部
https://tamayomi.com/story/detail.php?id=1000779
感想
今回は今までの練習試合よりも試合展開が詳しく描写されました。
打順は4番が希で、1番は誰になるのかと思ったのですがまさかの息吹。息吹は元々9番だったはずですが、4番に希を入れて後ろを順次繰り下げたようです。
相手投手の立ち上がりが悪いとはいえかなりの大博打にも見えますが、息吹が最初の打席で確実に四球を取れるなら、打順の後半の息吹へと向かう打者の順序は変わってないので、結構悪くない作戦かもしれません。
芳乃としてはむしろ、希の4番のほうが博打だったかもしれません。ここでタイムリーを打てればと期待していたようですが、絶対に打てる秘策みたいなものがあったようにも見えず、希に期待を込めての打順だったようです。
希の打撃は取られたかと思いましたがグローブを弾いての初打点。今後のチームにとっても大きな意味のある打点でした。
さて、この試合は珠姫の判断で詠深は決め球を封印した投球となりました。
新しい球種を覚えるべきという芳乃と珠姫の意見に詠深は乗り気でなかったようですが、これは芳乃と珠姫が正しいというか、詠深がちょっと子供っぽいなという気がしました。100%打たれないならまだしも、怜くらいの強打者になら打たれる可能性はそれなりにあるでしょう。
また、大会が近づいた練習試合でライバル校に決め球を使い過ぎてもあまりいいことは無いでしょう。
むしろ、練習試合なのだからそこそこ打たせて守備練習をさせるくらいの気持ちのほうが良いと思います。まあ目先の勝負にもこだわりたいと思ってしまうのが詠深なのかもしれませんが。
守備位置についての解説も出てきて興味深いところです。
二遊間と怜、希の技術は高いと思いますが、それ以外のメンバーがついていけるかが気になるところ。もっとも理沙も技術的には問題ないでしょうし、残るはレフトとライトだけですから、そこまで複雑なフォーメーションは気にしなくても問題ないかもしれません。
むしろ詠深がファーストかサードに入った時のほうが不安要素になりそうです。
それから、白菊が犠牲フライを飛ばしていて、次はホームランを打ちたいと言っていた場面もありました。
以前、白菊の打順を上げる話もありましたが、三振かホームランかという感じならやはりこのまま下位に置いておいたほうが良い気もします。
ともあれ、試合は新越谷高校の快勝。
これが初勝利と言われても相手チームは本当かどうか疑ってしまうような勝利だったと思います。エースは決め球をほとんど封印してましたし。
まあ、チャンスで打てなかった希という要因もあったでしょうけど、おそらく今までエラーが多かったのでしょうね。ミスをしないというのは大切なことかと。
詠深の誕生日が近いというのはおめでとうという感じですが、チームメンバーは先生を入れると11人いるので、1ヶ月に1回弱は誰かの誕生日が回ってくる気がします。詠深の誕生日をお祝いするならメンバー皆の誕生日も確認しておいたほうが良い気がしますが大丈夫でしょうかね。
藤井先生が打ち上げと言いかけて打ち合わせと言い直したのがちょっと面白かったです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
スクイズ失敗したけど詠深ちゃん投球で頑張ってるんだし、そんなに怒らなくてもいいのに。
いえ、DH制でない限りピッチャーにとってバント技術は重要だと思いますよ。


