引き続き「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」の感想です。
史実を知らない状態からの初見での感想を書いています。
今日は07「祝福の名前」です。
『ウマ娘 プリティーダービー Season2』公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
天皇賞(春)三連覇へ向けて勢いづくメジロマックイーンは、同じく有力視されるライスシャワーから出走しないと告げられ困惑する。メジロマックイーンの気持ちを汲んだトウカイテイオーは何とかライスシャワーを説得しようとするが…。
©2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
https://anime-umamusume.jp/story/?id=07
感想
今回のメインはライスシャワーさんでした。
一応トウカイテイオーが話を引っ張ってはいますが、ライスシャワーがミホノブルボンの三冠を阻止した後の心理的葛藤の話が中心でした。
三冠を阻止された側のミホノブルボンの心理も描かれていて、すごく良かったと思います。
前半はコミカルで楽しかったです。
まあ、ライスシャワーが「出たくない」と言った心理は明白で、その点では予想を裏切る展開は無かったのですが、メジロマックイーンのためにライスシャワーから真意を聞き出そうとするスピカメンバーの行動が楽しかったです。
スペちゃんを誘拐した時のセルフパロディが特に面白かったです。
そして、後半はミホノブルボンさんの登場。
トウカイテイオーとミホノブルボン、確かに立場が似ていて気持ちが通じそうですね。性格は全然違いますが。
ただ、クールそうなミホノブルボンが熱くなったり、特に「ライスシャワーが自分にとってのヒーロー」と語った場面がすごく良かったです。
まあ、自分の心理的障害になった当の相手に説得されるという展開は王道といえば王道ですが、でも「必要ない子」と思い込んでいた気持ちは重かったし、ミホノブルボンさんの語りには心にうるっとくるものがありました。
まあ、ミホノブルボンの練習を追跡する謎のウマ娘についてはかなり早い段階から伏線がありましたが、その伏線回収回とも言えるでしょう。
しっかり描写してくれて良かったと思います。
ライスシャワーのエンディングテーマもすごく良かったです。声が可愛らしくて綺麗でしたし、しっとりと澄み渡るようなメロディが良いです。ライスシャワーのこれまでの思い出を描いた一枚絵も良かったと思います。
次回の展開予想
天皇賞三冠を目指すメジロマックイーンと、阻止しようとするライスシャワー。
今回ライスシャワーのエピソードがしっかり描かれたことをどう見るか。
まあ、この流れだとライスシャワーが勝ちそうな気もしますが、メジロマックイーンは強いままでトウカイテイオーとの再戦に持っていきたい気もします。
でもまあ、ライスシャワーが勝つんじゃないですかね。
そしてメジロマックイーンの仇を討とうとトウカイテイオーが立ち上がる、と。
いや、それもどうかなーという気もしますが……
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
勝ったらまずいなんて、贅沢な悩みだよね。その勝つのが大変なのに。
まさに実力者ですね。そういった余裕にも憧れますよね。