引き続き、「もめんたりー・リリィ」の感想です。
なお、私は今後のストーリー展開を知らない状態での初視聴となります。
- TVアニメ「もめんたりー・リリィ」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

少女たちは熾烈な戦いを続けた。それからしばらく後、平穏な生活を送るしとろんやすずらん——れんげたちに助けられた者たちは彼女たちに思いを馳せる。
©GoHands/松竹・もめんたりー・リリィ製作委員会
https://sh-anime.shochiku.co.jp/momentary-lily/story/index_12.html
感想
全13話かと思いきや、全14話でした。
もっとも、今回の最後の2話は後日談のようなもので、1話に詰め込んでも良かったかもしれませんが、しっかり描写したいという意図もあって2話描写したのでしょう。
「リアル」というEDに象徴されるように、れんげが死んでしまったのはリアルでした。
ゆりやねりねも死んだとはいえ、結果的に死んだのはコピーのほうだったわけで、本物が死んだのは主要登場人物ではれんげが唯一となってしまいました。
それは悲しくはあるのですが、状況はかなり安全になったわけで、残った人たちは前向きにそれぞれの楽しみを支えに生きていこうという希望の持てる終わり方でした。また、「れんげの割烹を伝えていく」という目的にはじーんとくるものはあります。れんげが伝説の人物になったかのようだと思いました。
第14話の前半で、れんげとねりねが生活するエピソードがあり、過去の描写か、もしかしたらIF話か、とちょっと気になったのですが、どうやられんげが死ぬ直前の回想だったようです。
何らかの手段で生き返ったのでは、とちょっと期待したのですが、やはり厳しい世界でした。
れんげを失ったにもかかわらず割烹コーナーもありましたが、第13話はあやめ達4人が頑張り、第14話ではれんげの妹であるすずらんがれんげのポジションで頑張りました。
一度姉を失って、思いがけず再会したにも関わらずまた姉を失うというのは、すずらんがとても気の毒でならないですが、二度と会えないよりは良かったのかもしれないとも思います。あの再会シーンは泣けましたし。
それにしても、あの人数の中ですずらん以外誰も料理が出来ないというのもちょっと意外ではありました。まあ、関係者以外に大人の女性が何人もいて、その人たちは中にはできる人もいたかもしれませんが、話の輪の中に入っていきづらかったというのはあるかもしれません。
同じキャラが2人いる世界というのはそれはそれで楽しくはありました。
しとろんはどうしてもツンデレ風にしか話せないようで、それは周囲も皆わかっているとは思いますが、直していって欲しいなとは思います。まあ直ったらそれはそれで違和感あるかもしれないですが。
ということで終了。
主人公死亡エンドはどうかと思いますが、とはいえ全体的には笑える場面あり泣ける場面ありスリルあり水着回ありで面白かったと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
すずらんちゃんしか料理が出来ないって、今までの食事はどうしてたのかな?
缶詰やインスタント食品はあるようですし、美味しくなくても食べられる物を作れる人はいたかと思いますよ。