7月に受けた電験三種、既に合格発表は済んでいますが、一昨日試験結果通知書が届きました。
あらためておめでとう!
ということで、今日は、電験三種に向けて行ってきた勉強方法を振り返ってみます。
テキスト・過去問・模擬試験
テキストは以下の完全マスターの4科目分を使いました。
もっとも、このテキストは難しいと言われていますし、隅から隅まで読んだわけではありません。全体の情報量からすると半分も理解できていない気がします。
このテキストは、基本的には不明点が出てきた時の辞書代わりに使いました。
もっとも、かつての社労士試験などのように「使い込む」とまではいかず、読み込めた部分でいえば全体のごく一部だった気がします。
基本的には過去問中心の勉強でした。
過去問は、以下のWebサイトを利用させて頂きました。
・電験王
・過去問.com
過去問.comさんはランダム出題機能や誤答だけを出題する機能が素晴らしいのでよく使わせて頂いているのですが、電験三種に限っていえば、2つの小問に分かれているB問題が解きづらいのが難点です。
ですので、序盤~中盤で問題に慣れる時期は過去問.comさん、仕上げの段階では電験王さんのサイトを中心に使用させて頂く形になりました。
また、模擬試験も以下のように受けていました。
TACのレベルチェック模試と全国公開模試、それと電気書院の直前模試でした。
詳しくはブログの過去記事に記載しています。
、
さて、ご存じの通り、電験三種には4つの科目があります。
電験三種は難関資格ですので、ただ漫然と過去問を解いていても合格できる気がしなかったので、科目ごとに異なる勉強方法を取り入れました。
科目ごとの勉強方法
以下、それぞれの科目ごとにどういった勉強方法を取り入れたのかを書いてみます。
電力
電力は割とオーソドックスに、過去問中心の勉強でした。
過去問や模擬試験などでわからなかった部分をテキストで調べたりする感じでした。
正誤問題が比較的多い科目ですので、できる限り過去問の選択肢一つ一つの正誤を判断できるように心がけました。
なお、計算問題の一部は以下の機械と同様の勉強方法にしました。
機械
機械は計算問題がメインですので、過去問の計算問題の解き方をブログの記事に書いて覚えていくようにしました。
4月から5月あたりに書いてきたおかげで、すべりの公式や同期インピーダンスあたりの簡単な計算が何とかなってきた感じです。
とはいえ、6月以降の直前期はこの方法は非効率的に感じられるようになり、過去問や模擬試験の解けなかった問題を解き直す勉強が中心になってきましたが。
法規
法規は、以下のYoutube動画を繰り返し聞いて、電気設備技術基準の条文を耳から覚えるようにしました。
もっとも、電気設備技術基準が全てではありませんので、他の条文は過去問で少しずつ触れていきました。
ただ、条文問題は運ゲーで計算問題がポイントだという意識もありましたので、過去問の計算問題はなるべく解けるように頑張りました。
理論
理論はプレイヤースキルというか、過去の高校物理の知識と、今年2月・4月に受けた一陸特・一アマの無線資格の知識で押し通した感じです。まあ過去問や模擬試験の問題で間違った部分は理解するよう努めようとも思いましたが、理論科目に限っては合格ライン以上は取れそうな気はしていましたので、こちらの強化は最低限にして、他の科目を優先的に勉強するようにしました。
といった感じで、過去問、ブログ、Youtubeなど、科目によって色々な勉強法の工夫ができる、挑戦し甲斐のある資格だった気がします。
今後について
次は電験の二種を目指すのでしたよね。
はい、まあ先ほど言ったように、テキストをまだ半分も理解できてない気がしますし、三種に合格した今の時点でも電気を理解したという気持ちにはなれないので、電験二種を目指して勉強してみるのも一つの手かと思います。
とはいえ、電験二種は一次試験・二次試験とに分かれていて、もちろん三種より難しいわけですから、相当の覚悟を決めて勉強しないと勝負にならなそうですが、果たしてどうなるか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。
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