さて今回からは、マンション管理士模試にチャレンジシリーズが始まります。
マンション管理士は合格率8%前後のことが多い超難関試験。果たしてどうなるか。
まずは例によってLECの市販模試です。今日はLECの「2022年版 出る順マンション管理士 当たる! 直前予想模試」第1回です。
解いてみた感触
問題数は50題で宅建と同じですが、疲労度は宅建よりもずっと少ない印象がありました。
宅建のほうがスタミナを使う感があります。
まあ、「知っているか知らないか」の問題が多く、知らないところは早々にあきらめてあまりスタミナを消費しなかった、という点はあるかもしれません。
宅建のほうはどの分野もそこそこ考えさせる問題が多いのですが、マンション管理士のほうが選択肢の文章が短かった感はあります。
それと、割と過去問の知識で外せる選択肢もあった印象です。
まあ、それでもなかなか絞り切るのは難しいわけですが。
結果
自己採点の結果、以下の通りでした。
- 区分所有法 :5点/12点(過去最高点:-点)
- 標準管理規約:4点/9点(過去最高点:-点)
- 民法その他 :5点/6点(過去最高点:-点)
- 管理設備会計:2点/3点(過去最高点:-点)
- 機械設備系 :12点/15点(過去最高点:-点)
- 適正化法 :2点/5点(過去最高点:-点)
計:30点/50点(過去最高点:-点)
なお、今回の合格基準点は38点。
合格ラインに8点足りませんでした。
まあなんというのか、やはり甘くは無い感じですね。
ですが、宅建模試のほうも初期のころは30点を割ったこともあったのです。
今日のところは30点に乗せただけでもよくやったというべきかもしれないです。
まだ合格点から距離があるようです。頑張りましょうね。
所感
民法で稼ぐことになるかと思いましたが、機械設備でも結構稼いでいました。
ここは割と過去問知識で当てた部分が多かったですが、なんとか30点に乗せられたのはこの2科目のおかげです。
ということで、初回にして課題がはっきりしました。
当面の課題は、いずれも得点率が5割を割っている法令系です。
まあ、思えば宅建でも初期のころは「法令上の制限」が8点中2~3点しか取れませんでした。
それでも後半盛り返すことができたわけですから、こちらの法令も頑張れば伸ばすことが出来るはず。
まだまだこれからです。
苦手分野を克服していこう!
ワンポイント
社労士試験では、似たような規定でも法律ごとにルールが違うことが多々あり、各法律のルールを横断的に記憶することが重要でした。
マンション管理士でも、区分所有法と標準管理規約とで相違する部分が時々あります。
そういった部分は一つ一つ丁寧に記憶していく必要があります。
たとえば、総会について。
毎年1回の開催義務があることは、区分所有法でも標準管理規約でも共通ですが、開催時期のルールが違います。
区分所有法では特に規定がありません。
ですが、標準管理規約では「新会計年度開始以後2ヵ月以内」とされています。
法律としては「年1回定期的に」という最低限のことさえ守られていれば時期は好きにしてくれ、ということなんでしょうけど、実運用上では年度明けにしたほうが事務にとって都合が良いから時期を明示している感じでしょうか。
区分所有法と標準管理規約とで異なる部分は、法律で決まっていない部分を、なぜあえてそのような規約を書いているのか、意味を考えて記憶していくと良いと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。
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