引き続き「笑顔のたえない職場です。」の感想です。
なお私は「笑顔のたえない職場です。」の原作も未読の状態での初視聴となります。
- TVアニメ「笑顔のたえない職場です。」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

漫画家あるあるの“単行本発売前ウツ”に陥ってしまった双見。出来立てコミックスを前にしても、いまいち現実感が沸いてこない。そんな双見が、敏腕営業担当・池波に連れられ、書店回りに向かった先で目にしたものとは? そして何やら言いたいことがありそうな佐藤が、いよいよ口を開いて……
©くずしろ・講談社/「笑顔のたえない職場です。」製作委員会
https://egatae.com/story
感想
営業の池波さん、書店の塚本さんが登場しました。もっとも、公式ページのキャラクターのページに載ってないので、今回だけの登場かもしれません。
どちらも明るくて双見に好意的で印象が良かったです。
さて、冒頭では瑞希が双見のためにチアガールの恰好で応援してました。髪型もツインテールにして可愛らしくて、なかなかの気合の入りっぷりです。瑞希がこれだけ頑張ってもまるでやる気が出なかった双見なのに、佐藤の一言で全快になる姿を見せられて、瑞希も大変ですねというかお気の毒というか……
ということで、めでたく双見の初の単行本発売となったわけですが、今回は「長年の苦労が報われた」という感じで、最終回近くのエピソードでもおかしくはない雰囲気を感じました。
この「笑顔のたえない職場です。」という作品は、まだ始まったばかりで序盤のはずなので、正直、もうゴール的な展開になってしまって大丈夫なのかとも思いましたが、まあ、「初めての単行本」ですから、今まではプロローグで今回がスタートラインと見るべきかもしれません。
それにしても、佐藤の前任の戸田が散々ボツにしたものを佐藤が見事に形にしたという結果から見ると、前任者の戸田が無能というか目が節穴のように見えてしまう感があります。
まあ、相性の問題が大きいのかもしれないですけどね。
戸田から引き継いだ佐藤と対面した時に双見がスライム状になっていたのは、ぼっち・ざ・ろっくのぼっちちゃんを思い出しました。そういえばネガティブで人見知りな部分は双見はぼっちちゃんと似ているかもしれないです。
作者がサイン本を書くこととか返品できない仕組みなどについても興味深かったです。私は素人なのでそういった流れは知らないので、見ていて勉強になります。
書き損じた本を塚本さんが買い取った場面も良かったです。作者の書き損じ自体レア物ですし、キャラクターに吹き出しをつけてもらったりもしましたし、双見のほうはそんなに熱く応援してもらってることを感じられて、まさにWin-Win。
他にもネガティブな双見にとっては思いがけない嬉しいことが色々とあって、そしてみんなで打ち上げという流れで、まあ何というか、祝勝会みたいな、長年頑張ったことが報われたゴールのような印象でした。
見ていて嬉しくなるのは確かですが、第4話でゴールはちょっと早い感も無くはないです。
その後の佐藤と双見の二人の場面も良かったです。
仕事の話と言うことでしたが、酔った中でしっかりした打ち合わせは難しいというのは双見の言う通りだし、本題は別にあるのだろうとは思いましたが、重版のことをはっきり言わなかったのを気にしていたとは。
仕事の話だと身構えていた双見にとって一種のサプライズでしたね。重版について双見の中でもやっとしていた点が解消されて、良かったと思います。
やはりしっかり言葉にして伝えるのは大切ですね。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
当然だけどみんなお酒が飲める年齢なんだね!
登場人物が高校生くらいの作品では飲むわけはいかないですよね。


