引き続き「ざつ旅 -That’s Journey-」の感想です。
なお私は「ざつ旅 -That’s Journey-」の原作を知らない状態での初視聴となります。
- TVアニメ「ざつ旅 -That’s Journey-」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

アンソロジーの仕事が来たものの、筆が進まない!
©石坂ケンタ/KADOKAWA/「ざつ旅」製作委員会
気分を変えようと、ちかが向かったのは青森県。
八甲田山では天気の移り変わりに驚き、谷地温泉ではとろけるような心地に……。
旅で得た感覚を漫画に活かせるのか!?
https://zatsutabi.com/#Story
感想
本州最北の青森と最南の和歌山を舞台に、ちかの一人旅という原点回帰のようなスタイルの話が描かれました。
前半は、青森の八甲田や谷地温泉、後半は和歌山の潮岬での初日の出でした。
いつものように、美しい景色の描写が際立っていました。青森の山々に広がる木々、温泉、美味しそうな魚やてんぷら、夜の星空、そして和歌山の海と初日の出。どの場面も綺麗で鮮やかでした。
ちかの可愛らしさと相まって、1話まるごと癒しの雰囲気を感じました。
ちかは谷地温泉を気に入ったようで、何度も温泉に浸かっていました。
広々とした温泉を一人で独占できたのは、かなりの贅沢だったと思います。
広さからしても個室の温泉ではないはずですが、食事時に他の女性客がいたことを考えると、ちかが一人で30分以上も独占できたのは純粋に運が良かったのかと思います。
ちかの気持ちよさそうな様子は癒しでした。
青森での旅は11月で、ちかがアンソロジーのアイディアに悩んでいた時期。
旅を通じてアイディアを掴み、アンソロジーが発行され、周囲からも好評を得るという良い流れで年末年始の和歌山への旅に繋がりました。
初日の出を見に来た客には女性の割合が多かったですが、その中の5人連れの女性にちかが自身の旅仲間(暦、ゆい、冬音、りり)を重ね合わせた場面もありました。
本作のレギュラー5人ですが、親友の暦、後輩のゆい、漫画家仲間の冬音とりりという感じで、それぞれ立場は異なっています。
5人がちかを軸につながっている関係性。そんな5人が一緒に旅をするのは楽しそうです。
既にゆいと冬音との一緒の旅は実現できているわけですし、暦やりりも人当たりが悪いわけではありませんので、実現可能性も結構ありそうな気はします。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
ちかちゃん、眠ってる間に新年になっちゃったのかな?
ちかさんにとっては、新年への変わり目よりも初日の出を見ることのほうが重要だったのでしょうね。