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適材適所――日々は過ぎれど飯うまし 第9話「出店してみますか!」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「日々は過ぎれど飯うまし」の感想です。
なお私は今後のストーリー展開を知らない状態での初視聴となります。

  • TVアニメ「日々は過ぎれど飯うまし」公式サイト
TVアニメ「日々は過ぎれど飯うまし」公式サイト
「のんのんびより」のスタッフが集結!新作オリジナルアニメーション「日々は過ぎれど飯うまし」が、2025年4月12日(土)より各局にて放送開始!

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

TVアニメ「日々は過ぎれど飯うまし」公式サイト
「のんのんびより」のスタッフが集結!新作オリジナルアニメーション「日々は過ぎれど飯うまし」が、2025年4月12日(土)より各局にて放送開始!

大学祭に出店することを決めた食文化研究部。まこは提供する料理を決めるため、くれあの店で試作をすることに。とりあえずカレーを作ってみるが普通の仕上がりに悩む一同。そこでしのんはさくら先輩に相談して、農業サークルの協力をとりつけるのだった。一方、接客担当のななは人見知りを克服するため、つつじと共に特訓を始めていた。カレーにもう一押しがほしいまこたちはさくら先輩と一緒に道の駅へと向かう。そこで先輩が薦めたのはジビエ肉だった。試作してみた鹿肉スープカレーに大満足の一同。いよいよ大学祭の当日、店の前は人通りがまばらで不安になるまことくれあだったが、つつじとなな、しのんの三人がチラシで呼び込みをかけるとお客さんが集まってくる。スープカレーが次々と売れ始め、味の評判も上々、ついには完売することに!

©ひびめし製作委員会
https://hibimeshi.com/story

感想

大学祭での食文化研究部のジビエカレー出店。大学祭らしい活気に満ちた話でした。
しのんのツテでさくら先輩の農業サークルから頂いた野菜や紹介してもらったジビエ肉を活用し、美味しいカレーが完成する流れが良かったです。

とはいえ、今回特に印象的だったのは、つつじななのサポート組の語でした。
まこくれあが料理作りを担当するのですから、つつじとななは裏方や接客の役割がまわってくるわけで、当然ながら初対面の人との会話が求められます。
ななが出店の話が出た時点でその点に気付かなかったのは迂闊だった気もしますが、つつじとの会話で、人見知りを克服したいという方向で考えたのは良かったです。人と接しない裏方の仕事で済ませる選択肢もあったわけですからね。
つつじの、親友の願いには協力するという言葉も良かったです。

そんな中、ななの人見知りは、実は顔を隠せば普通に喋れるということが発覚します。
着ぐるみを着ることで接客をこなせるようになったのは、ななにとっても大きかったと思います。

しのんつつじななによる体育会系の気合入れのノリは楽しかったです。
また、ななだけでなくつつじも愛用の羊のフードをかぶったのも、つつじらしいといえばらしいのですが、なな一人だけを着ぐるみにはしないというつつじなりの心配りにも見えました。

まこが「売れなかったらどうしよう」と不安がる場面で、くれあが励ます姿が温かかったです。
そんな不安を抱える二人の前に、ななたちのチラシ配りによる呼び込みで客が集まり、それがきっかけでどんどん人が増え、最終的には完売。
5人それぞれが自分の役割をしっかり果たし、大学祭での出店は大成功に終わりました。ちょっと切なさの残る後味も良く、いい話だったと思います。
事務員さんが活動実績を認めてくれた言葉も良かったです。

さて、Cパートで、モコ太郎がジビエカレーを食べていたことが明らかになり、つつじが目撃していた伏線が回収された感じになりました。
まこが驚きと動揺であたふたする姿は、まこの純粋な反応として可愛らしいです。全く想像もしていなかったから動揺はしましたが、やはりとても嬉しかったでしょう。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

ななちゃんもモコ太郎の着ぐるみを着ても良かったんじゃないかな?

どうでしょうか。おそらく市販されていないのでは?

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